2012年1月27日金曜日

次代のリーダー育成のための教育


海陽学園という中高一環教育で全寮制の学校が愛知県蒲郡にあります。

「サムライDNAに火をつける」という海陽学園ハウスマスター(寮長)の投稿を『到知』という雑誌で読み、この学校の存在を知りました。

このハウスマスターは陸上自衛隊出身。

この学校は、トヨタ自動車、JR東海、中部電力の出資により設立され、未来の日本リーダーの育成を目指しています。

代表は豊田章一郎。

理念は、「人間力が高まれば、基礎学力も高まる」。

全寮制の中で、規律や礼儀を学ぶことを重視しています。

ハウスと呼ばれる寮にハウスマスターがいて、その下に日本の一流企業の若手がフロアーマスターとして一年間学生と一緒に暮します。

学内ではテレビゲームと携帯の所有を禁止。

成果が出るまでには時間がかかりますが、中等教育がきちんとされていないといくら松下政経塾が頑張っても遅すぎる感があります。

物事には常に裏表があるので、いいところばかりではないでしょうが、次代リーダーの育成を目指す学校がでてきたことは喜ばしいことです。