今年も波瀾万丈でしたが、来年度から新体制が始動します。
年度の終わりに実にさわやかな若い職人に出会い、幸先がよいようです。
店の外観もユニークで、コミュニケーションは博多弁。
この主人の動作は、忙しいにもかかわらずめずらしく非常に丁寧。
祭りに行きそうな格好をし、太鼓のリズムに合わせて、実にいとおしそうにネタに衣をつけて揚げます。
店内はカウンターに8人座ったら満員。
主人一人ですべてをこなしている。
「独立するには飲食業は過酷だよ。よく考えた方がいいよ。開店1年目には4回くらい倒産しそうだったもん。でも、お客さんのお陰で、誰にも迷惑かけなくて済んだけど。。。」と、温かい雰囲気で若い常連の飲食関係者に先輩としてアドバイス。
お酒が大好きなようで、自分は串揚げを揚げているとき以外はすべてだめ、とのこと。
わかるような気が。。。
何か一つでいいので、心から好きなものがあり、集中できれば人は幸せですよね。
食べ終わった後の気分が、さわやかでした。