2012年3月30日金曜日

さわやかな若者

今日で2011年度も終わり。

今年も波瀾万丈でしたが、来年度から新体制が始動します。

年度の終わりに実にさわやかな若い職人に出会い、幸先がよいようです。



その若い職人とは、神楽坂の串揚げ屋「はやし」の主人。

店の外観もユニークで、コミュニケーションは博多弁。






久しぶりにおいしい串揚でした。





この主人の動作は、忙しいにもかかわらずめずらしく非常に丁寧。

祭りに行きそうな格好をし、太鼓のリズムに合わせて、実にいとおしそうにネタに衣をつけて揚げます。

店内はカウンターに8人座ったら満員。

主人一人ですべてをこなしている。

「独立するには飲食業は過酷だよ。よく考えた方がいいよ。開店1年目には4回くらい倒産しそうだったもん。でも、お客さんのお陰で、誰にも迷惑かけなくて済んだけど。。。」と、温かい雰囲気で若い常連の飲食関係者に先輩としてアドバイス。


お酒が大好きなようで、自分は串揚げを揚げているとき以外はすべてだめ、とのこと。

わかるような気が。。。

何か一つでいいので、心から好きなものがあり、集中できれば人は幸せですよね。

経営能力にもよりますが、今の気持ちを持ち続けていれば必ず知られた串揚げ屋になるはずです。

食べ終わった後の気分が、さわやかでした。