3月11日の地震からすでに2週間以上が経過しました。
相変わらず被災地では悲惨な状況が続いています。
私は地震の前に、三陸にかにを注文していました。前払いでした。
地震の次の日に届くことになっていたのですが、かには来ませんでした。
しばらくたって「地震で工場も本社も津波で流されてしまったので、かには送れない。返金したいので口座番号を教えてほしい」とのメールが入りました。
そこで、「返金の必要はないので少額ではあるけれども復興資金の足しにしてほしい」と返信しました。
相手からお礼の電話がかかってきました。 復興を待って、そのときにまたかにを注文するので頑張ってください、と言うと電話口で泣いていました。
私たちには小さなことしかできません。
仲間は皆、節電と義援金の他に、それぞれ日本を元気にするために平常の経済活動を続ける努力をしたり、部隊を組織してボランティアとして被災地で活動している人もいます。
今、私のすべきことは会社をしっかり経営して、息長く義援金を送り続けることだろうと思っています。