「世界翻訳の日」を記念し発行されたJATの『Translator Perspectives』
とても興味深い企画です。
日英翻訳者のエッセイ集で、執筆者は約50人。
内容は翻訳という職業についての各翻訳者の見方。
「英語はネイティブのプロに任せてくださいよ」というエッセイには苦笑い。
自分の翻訳を日本人にボロボロにされたネイティブ翻訳者のエッセイ。
私も同じような経験をしています。
ひどい直しの場合は翻訳会社も言いますが、中には誇りを傷つけられて怒るお客様がいるのですよ。。。
困ります。
外国人の場合で、逆をする人はほとんどいないのに。。。
なぜか日本人は英語ができると誇りをもつようです。
これは、歴史的経緯によるのでしょう。
私は気持は理解します。
でも、英語をずたずたにされた翻訳者を納得させることはできません。
翻訳者の悩み、本音、翻訳という職業の課題が見える素晴らしい企画です。