今年も日本翻訳連盟主催の翻訳祭。
参加者は初の800名超え。
数年前の参加者は400名前後。
今回強く感じたのは翻訳の素人とプロの認識の差。
ある登壇者が、顧客満足と翻訳料金の関連付けについて言及しました。
これが実現されると、翻訳はビジネスとして成立しなくなります。
翻訳の最大の問題は、明確な評価基準を構築するのが困難な点です。
そのため、多くの場合お客様の好みが評価に反映されます。
こういう状態を避けなければなりません。
そのために、仕様を確立し、可能な限りすべてを数値で示します。
翻訳のプロでない人の発言が普通のお客様の認識なのです。
さらに科学的品質管理手法をプラッシュアップをする必要があると感じた翻訳祭でした。