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百田尚樹の『海賊とよばれた男』を読んで身体が震えました。
百田尚樹は『永遠の0』の著者。
『永遠の0』は、義理の兄から本をあげるからぜひ読みなさい、と言われて読んだ本です。
兄はめちゃくちゃ感動したようです。
私はそれほど感動しませんでした。
本とは不思議なもので、人が感動するから自分も同じだけ感動するとは限りません。
私が感動しても他の人が感動するとは限らないことはわかっています。
でも、この本というよりは、出光興産の創業者、出光佐三の苦難に満ちた人生がすごい!
どんなことが起きても冷静にあきらめず、義を重んじ、筋を通して生きた商人がいたのです。
こういう日本人がいたからこそ戦後の復興を果たせた、ということに感謝します。
つらいことがあるときは、思い出したい本です。