笹井さんは、エリート故のつらさと世間のバッシングに耐えられなかったのでしょう。
ただ、何があっても死んではいけない。
Photo: by Jarostaw Pocztarski
養護施設で育った叩き上げの社長なら、どんなバッシングを受けても鼻で笑っている顔しか想像できません。
社会からの期待が小さい方が、楽なのかもしれません。
「話すときの声の大きさ=人の耐性エネルギーの大きさ」だと思っています。
一般的に、エリートの人の声は小さく、叩き上げの人の声は大きい。
鬼平犯科帳の「時の流れほど強い味方はない」という名ゼリフを思い出します。
笹井さんが時を待つことなく今亡くなってしまったことは、ただただ残念です。