2015年10月30日金曜日

LocWorld in San Jose

10月14日~16日、LocWorld 29がシリコンバレー、サンノゼで開催されました。
LocWorldとは2003年に始まったローカリゼーション業界向けカンファランスです。

展示、プレゼン、ネットワーキングと年々参加企業が増えています。

LocWorld 29では、我社もハンガリーのMorphologic社と共同で機械翻訳エンジンGlobaleseの展示、デモのためにブースを出しました。

東京本社からと香港から各1名参加。

私は東京で留守番。

新撰組のようなはっぴを着ているのは、関連会社慶愛香港の取締役。

顔は良く見えませんが、はっぴはなかなかの趣味です。

でも、このはっぴが目立ち、多くのお客様がブースを訪れてくれたようです。

ところで、本家新撰組の人達は殺伐とした雰囲気をしていましたが、新撰組風のはっぴを着た人達は皆優しげでした。

展示会参加の目的は広い意味での営業。

この業界は技術的変化が早く、情報収集も欠かせません。

来年4月にはLocWorld 30が日本で開催されます。

参加するのが楽しみです。

2015年10月16日金曜日

長岡と米百俵祭り

小泉元総理の所信表明演説で「米百俵の精神」が引用されるまで、この言葉のことはよく知りませんでした。

仲間の一人が長岡牧野藩武士の末裔ということもあり、今回米百俵祭りの見物を兼ねて長岡に行ってきました。

米百俵祭は観光という意味だけではなく、「質実剛健」という長岡の気風を教える場ともなっています。

この方は長岡牧野藩当主牧野さん。

仲間から来年牧野藩の家臣として時代行列に参加できるよと言われました。

衣装・小道具は全部貸してくれるとのこと。

でも、家臣はコンクリートの上にひざまずいている時間が長く、今回も目の前で足軽風の年配の方が一人立てなくなっていました。

体力がいりそうです。

長岡は、戊辰戦争、第二次世界大戦、そして新潟中越地震で壊滅的打撃を受けました。

市のシンボルは不死鳥。

長岡はその歴史からの教訓を大切にしている町です。

それにしても2次会で行った「山葵」というお店の茸汁、れんこんのきんぴら、舞茸いためは絶品でした。

地元の人がいると旅の味わいが深まります。

2015年10月1日木曜日

陶芸家の妻たち

色々な陶芸家の妻たちに会いました。

妻たちの人生も様々。

幸せな人ばかりではありません。

不幸のかたちはそれぞれ違います。

ある陶芸家は、借金に耐えきれずに海外逃亡。

家庭は崩壊。

10年近くたって帰国したときには、この人は一流の作家に変身していました。

元妻はどうしているのでしょうか。

別の著名な陶芸家は女性問題でやはり家庭崩壊。

何も知らずにこの陶芸家の家をたずねたときに、本人は別の女性のところに行って帰らず。

妻はほぼ鬱状態。

この妻の愚痴を聞いていたら、夫の高価な作品を無造作に数点くれました。

もう作品を見るのもいやそうでした。

まだまだありますが、平凡な人生がいいと言っていた人がいます。

どうやら、ほどよくドラマチックな人生なんてなさそうです。