小泉元総理の所信表明演説で「米百俵の精神」が引用されるまで、この言葉のことはよく知りませんでした。
仲間の一人が長岡牧野藩武士の末裔ということもあり、今回米百俵祭りの見物を兼ねて長岡に行ってきました。
米百俵祭は観光という意味だけではなく、「質実剛健」という長岡の気風を教える場ともなっています。
この方は長岡牧野藩当主牧野さん。
仲間から来年牧野藩の家臣として時代行列に参加できるよと言われました。
衣装・小道具は全部貸してくれるとのこと。
でも、家臣はコンクリートの上にひざまずいている時間が長く、今回も目の前で足軽風の年配の方が一人立てなくなっていました。
体力がいりそうです。
長岡は、戊辰戦争、第二次世界大戦、そして新潟中越地震で壊滅的打撃を受けました。
市のシンボルは不死鳥。
長岡はその歴史からの教訓を大切にしている町です。
それにしても2次会で行った「山葵」というお店の茸汁、れんこんのきんぴら、舞茸いためは絶品でした。
地元の人がいると旅の味わいが深まります。