市川海老蔵、尾上菊之助が中心の若さあふれる舞台でした。
あの素敵だった菊五郎も、私にとっては「鬼平」の中村吉右衛門も、今やおじいちゃん。
夜の部で、菊五郎と吉右衛門の孫、菊之助の子供の寺嶋和史君が初舞台。
菊之助に抱かれて出てきた和史君は泣きべそ。
ご挨拶もできずでしたが2歳半では無理もありません。
最後は少し慣れて、客席に向かってバイバイができました。
歌舞伎役者の子供はこうやって、舞台に慣れていくのですね。
開演が16:30、終演まで実に4時間半。
熱狂的な歌舞伎ファンというわけではないので、私にはちょっと長過ぎました。
それでも、日本の古典芸能に触れた貴重な時間でした。