「なぜ日本は『女性の生産性』が極端に低いのか」
これは、デービッド・アトキンソン著『新・所得倍増論』に関連して、東洋経済オンラインに掲載された同氏記事のタイトルです。
この記事の中で、アトキンソン氏は少子化の日本で、女性の付加価値生産性を上げなければ社会が破たんする、と言っています。
さもなければ、移民を受け入れるか、社会保障をあきらめるか。
そのために、男性も女性も、経営者も、男女に同一労働をさせる覚悟とする覚悟をしろと。
この意見には概ね賛成です。
てごわいのは、社会の男女の役割に対する従来からの期待感やマインドセット。
とりあえず、家事育児を気軽にアウトソーシングできる仕組み作りは絶対に必要です。
また、子育てで退職した人が再就職できるよう、能力維持の仕組も必要です。
保育園の問題もありますが、現状に対して誰が悪いとか責任の所在を言ってみても変りません。
それぞれの立場で、女性が活躍できる環境作りを行っていかざるを得ないと思っています。