2018年8月30日木曜日

TCシンポジウム2018


テクニカルコミュニケーション シンポジウムが学芸大で開催されました。

主催者はJTCA(一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会)。

このシンポジウムでは、弊社役員と社員によるセッションが3つありました。


機械翻訳+PEの生産性向上の図

①弊社機械翻訳「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」の商品説明

②「In-domain Adaptationによる**NMTのカスタマイズに関する検証」

③「日英機械翻訳(NMT)のエラーの特徴 ー機械翻訳の限界と人手による補完のポイントー」




③に関しては、公益財団法人国際高等研究所から許可を得て、先生たちの論文に機械翻訳をかけ、ポストエディット(PE)をした結果の分析を論文にし、その発表です。

NMTのアウトプットをポストエディットする際のエラーを6種類に分類し、ポストエディットをする際の注意点として提示しています。

苦労して論文を書いた時期を乗り越え、堂々と説明している社員を見て胸が熱くなったセッションでした。

In-domain adaptationとは分野特化、アダプテーションと呼ばれる技術。
**NMTとはニューラル機械翻訳。

2018年8月17日金曜日

Emergeneticsープロファイリング

Emergeneticsプロファイリングの一例をあげてみます。

100の質問に直感的に答えた結果を使用してプロファイリングを行います。

実は以下のプロファイルは私のもの。




思考特性:
「コンセプト型」+「分析型」+やや弱い「社交型」。

行動特性:
強い「自己表現性」と「自己主張性」、「柔軟性」が時と場合によるタイプ。




思考特性の「分析型」の特徴は文字通り。

「コンセプト型」の特徴は直感で物事を解決したり、変わっていることを好むタイプ。

この2つの特性は相反するところがあるので、自分の中で葛藤があるのでしょう。

行動特性は一口で言うと賑やかで自己主張が強いタイプ。

なるほどと思うことは、構造型の特徴が非常に少ないこと。

構造型とは、ガイドラインを好んだり、計画を立てて確実に実行するタイプ。

まさに私の弱点で、このタイプの人を苦手としていました。

Emergeneticsのいいところは、色で区別できるのでわかり易く、組織に展開しやすいこと。

さらに理解を深めるため、9月に中級セミナーを受講します。

2018年8月10日金曜日

長岡花火

長岡は昭和20年8月1日の空襲で壊滅的打撃を受け、翌年8月1日からの長岡まつりで復興を誓いました。

毎年花火大会開催日が8月2日と3日に決まっているのはこのためです。




長岡の花火を見に行くのは大変だというイメージですが、日帰りツアーがあります。

上越新幹線の「長岡まつり大花火大会」用臨時列車で花火を見る席も確保されているツアーがあります。

ただし、このツアーでは、駅から花火の会場まで徒歩約30分を往復歩かなければならないのと、花火を最後までは見られません。







私は友人宅に一泊し、翌日朝8時頃河川敷を見渡せる橋を車で通ったら、花火会場はすっかり片付けられていました。

地元の中学生が朝5時からボランティアで清掃するそうです。

長岡はなかなか味のある町です。



2018年8月3日金曜日

News Picks Magazine

News Picksからカラフルな雑誌が発行されました。





テーマは落合陽一氏の「日本再興戦略」。

私にとって落合陽一氏がすごいことはわかりますが、ハードルは高い。

「ニューエリート50人」、「ポスト2020の世界と日本」というタイトルで、著名人の考え方を紹介した雑誌です。

50人のニューエリートに選ばれたのは、小泉進一郎、Indeed CEO出木場久征、映画プロデューサー川村元気、One OK ROCKのTakaからプーチンまで多彩なメンバー。





「ポスト2020の世界と日本」というタイトルの中で、「サイエンスから美意識の時代へ」と「縄文・弥生からたどる日本の美意識」という記事に興味を惹かれました。

サイエンスは絶対に必要ですが、それだけではない。

国の発展に係るという意味でも、文化の大切さについて再度考えなければならないと思いました。

これから30年後の世界についてまったく予測のつかない時代に、人の根幹につながる何か、すなわち意思決定の根拠になる何かが必要なのは確かです。

最先端の考え方と歴史・文化の両方を取り上げた、読みごたえのある雑誌でした。