2009年11月13日金曜日

野党自民党




自民党若手議員のシンポジウムが、選挙後初めて開催されました。



与党と野党との差は大きいです。




シンポジウムの参加者の顔ぶれも相当変わり、出席者数も以前ほど多くなかったようです。


私がこのシンポジウムに毎回参加するのは、政治のことを知りたいと思っているのと、この議員を個人的に応援しているからです。


今回の講演者は大島理森自民党幹事長でしたが、少しパワーが落ちている気がしました。


大島幹事長の話は、自民党が選挙で大敗した理由とその対策、そして「民主党政権の3つの不安と2つの疑惑」についてでした。


最大の敗因は、党全体のビジョンがなく、全体目標を示せなかったからだそうです。


党としての「志」がなく、皆が権力の座にしがみつくのにきゅうきゅうとしていれば、組織が衰退するのは必然です。


民主党に関しては、 経済、財政、外交・安全保障に問題がある、という点には同意します。


自民党の作った予算案の98%を生かし、その上にマニフェストの政策をのせていては、お金が垂れ流しの状態になるのは当たり前です。今民主党は必死になっていますが。。。


大島さんに続いて、参議院国会対策委員長の鈴木政二さんが、これからの政治家の守るべきものはまず「人の道」、次が「法律」だ、と言っていました。


どんな組織でも一度腐ると、浄化にはものすごく時間がかかります。自民党は歴史が長いので、よけい時間がかかりそうです。


民主党にも国を思う政治家がいるように、自民党にも優れた政治家がいるので、自民党の再生が日本のためになると考えています。