2009年12月7日月曜日

元社員たち

長年会社を経営していると、やめていった社員も多数います。


やめた社員に対する私の気持ちは、在籍中の勤務状況とやめ方によって微妙に違いますが、基本は元気で幸せを願っています。



以前は親の心子知らずだ、などと考えたこともありますが、親もろくな親でなければ仕方がないか、と考えられるようになりました。


先週、10年近く務めていた元社員のYさんが、このブログを見つけてメールをくれました。


私のブログを読んだ「感想を一言で言えば”実に活動的でお元気ですね。”と申し上げます。社長から”逆境に立たされるほどファイトが湧き、年齢がかさむほど元気になる。”と伺ったような気がします。」と書かれていました。






写真が好きなYさんが送ってくれた「秋の贈り物」です。




Yさんは私より年上で、防衛の世界の人でした。世間知らずの私に色々と教えてくれたのは、楽しい思い出です。


また、先日あるところで元社員S子さんとS子さんの現在の同僚に会う機会がありました。


S子さんの同僚が私のところに来て名刺交換後、「S子さんはときどき暴走するんですよ」と私に訴えたのです。同僚はどうやらS子さんに振り回されることがあるようです。



S子さんが在籍していた頃を思い出して笑ってしまいましたが、確かにS子さんは昔からときどき暴走していましたけど、根はいい子なので宜しくお願いしますね、と頼んでおきました。


一時会社の業績が悪くなり、かなりの社員がやめた時期がありました。ところが、この時期を一緒に乗り切った社員が今会社の中心となっています。


困難な時期には幸福の種がまかれ、得意な時期には不幸の種がまかれるというのが、実感としてわかるようになってきました。