2011年2月25日金曜日

阿波尾鶏と阿波踊り




「阿波尾鶏を食べて、阿波踊りを踊ろう」という企画に参加してきました。



銀座7丁目にある「阿波踊り」という店は、200人近く入るのにほぼ満席!


この店の売りは、「酒+徳島料理(これがそれなりにおいしい!)+全員参加型の阿波踊り」です。


これで5,000円。コストパフォーマンスは高い。


高円寺の阿波踊りの連が日替わりで出演していて、連に仲間がいるので行くことになったわけです。


腰がびしっと決まった仲間は太鼓係。


この店を経営している企業は、日本各地の郷土料理と文化を売りにしているようで、「外食アウォード2010」を受賞とのこと(この賞のことは知らなかった)。


コンセプトが明確な繁盛店の見本のようで、集客力の高さが納得できる店でした。

2011年2月18日金曜日

朝稽古

相撲界は八百長事件で揺れていて、春場所も中止になりました。





それでも、「相撲部屋で朝稽古を見学して、ちゃんこを食べる」という企画で、名門時津風部屋に行ってきました。




やはりプロはすごい!!!ぶつかり稽古の音はすさまじく、普通の人なら骨折ものでしょう。


幕内力士と幕下力士との力の差には驚きました。まったく勝負にならない。


若い力士は先輩に次から次へと稽古をつけられてヨレヨレになって土俵の上に転がされ、引きずり起こされて、また稽古、髷もバラバラ。。。


相撲取りになるという夢を抱いて入門し、毎朝稽古をつけられていく中で、逃げ出す人がでるのもわかります。


どの世界も厳しいですね。



最後に、ちゃんこもおいしかったですが、イケメンの時津風親方が女性陣に一番人気でした。

2011年2月10日木曜日

「殿」




「殿」と呼ばれていた学生時代の友人が亡くなりました。




「殿」と呼ばれていたのは、言いたい放題、やりたい放題(?)で、なんとなくえばっていたからなのでしょう。


皆、「殿」の言うことを聞いたり、笑ったり、無視したりしながら、大切な仲間として付き合っていました。


歌がうまく、彼の「Love me tender」と「白いぶらんこ」は、今でも歌が聞こえてくるようです。


一度手術を受けて退院したときに自宅にお見舞いに行きました。嬉しいことに、相変わらず意気盛んで勝手なことを言っていました。


大学時代の友達の大部分が男性で、細かい人生の山坂についてあまり語り合うこともありませんが、一緒にいるとほっとする仲間です。


またいつか、天国で一緒にお酒を飲んで(あの世は禁酒?)、勝手なことを言い合いましょうね。

2011年2月4日金曜日

左次郎さん






先日三越で陶芸家の左次郎さんが個展を開きました。





初めて左次郎さんの九州の工房を訪ねてから、もう10年近くになります。


ナビをつけていても3人に2人は迷うという山の中の工房で左次郎さんに会ったとき、印象に残ったのはぎらぎらした目でした。


その後、左次郎さんが困難な時を経て韓国に渡り、また日本に戻って来たとの噂を聞きました。


今度、三越で会った左次郎さんはやせて、深い目をしていました。


そして、展示されているお茶の茶碗に100万近い値段がつき、しかも半分近くが売約済みになっていました。


目は口ほどに物を言うといいますが、左次郎さんの目がすべてを語っています。


苦しい時を経て、輝いている左次郎さんとの嬉しい再会でした。