もう4年近く、月に1度品質工学の専門家の先生の指導を受けています。
先日この先生からMT(マハラノビス タグチ法)について講義を受けました。
高度な数学がからみ細部の理解はできませんでしたが、概念自体にはワクワクしました。
MT法はパターン認識よる、予測、診断、分析を行う手法です。
医学では、癌の患者さんの分析をして、ある特定の経緯をたどる患者さんの将来を予測可能だとのこと。
また、愛知県で醤油醸造の過程にMT法を使っているところがあるそうです!
私がワクワクしたのは、とても複雑ですがこの方法を人間の集団に適用できる点です。
例えば、MT法によってある特定分野の技術をもつ集団の特徴項目を分析します。
そして、その分野で単に技術力を備えているだけではなく、長期の実践力を備えている人材の特徴を明らかにしていこうとするものです。
通常、ある分野の人の能力を推定するには学力や経験から判断しますが、MT法では個人の社会的関心や読書量、生活の規則性なども特徴項目に入れることができます。
つまり将来特定の分野で優秀な人になる人かどうかを初期の段階で予測できるということです。
この方法を単に足切りではなく、教育に使うことができれば、仕事にも使えますね。
ワクワクしませんか?
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