2012年6月29日金曜日

人を動かす

今週一番遺憾だったこと。

理由もなく、期限を守らない社員がいたこと。




今社内で大きなプロジェクトが動いています。

皆多忙です。




それでも、大部分の社員はやるべきことを期限内にやっています。

でも、中にはいます。

理由も言わずに、指示に従わない人が。

こういう社員は、納得していないのか、状況を軽く見ているのか。。。

もう一度、プロジェクトの重要さを説明しなければなりません。

若いときにデールカーネギーの『人を動かす』という本を何度も読んだことを思い出します。

ストレスと力不足を感じた週でした。

2012年6月22日金曜日

アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)

一般社団法人日本翻訳連盟理事を代表して、今週開催された総会でAAMTの監事に就任。





AAMTとは、機械翻訳に関する研究をする団体です。






連盟の事務局に理事から監事を一人出してくれ、との要望があり、私が立候補したわけです。

機械翻訳はこれからの翻訳には必須の分野で、前からAAMTに興味をもっていました。

これを契機に会員になると、機械翻訳に関する情報も勉強の機会も増えるでしょう。

先日出席した総会は、連盟の総会よりもアカデミックな雰囲気。

当然ですね。

理事の半分は大学の教授で、半分は開発者です。

でも、懇親会では皆さんとても気さくで、話しやすい方ばかりでした。

また、新しい世界の人と知り合い、勉強できるのはラッキーです。

名刺の数がどんどん増えていきます。。。

2012年6月15日金曜日

ノマドワーカーとフリーター

まずは本の宣伝。

17年間一緒に仕事をしてきた立花岳志君が本を出版しました。

本の名前は、『ノマドワーカーという生き方』。

立花君が頑張っているようで、嬉しいです。




ところで、今「ノマド」という言葉には夢があるようです。





「フリーランス」という言葉のイメージは金銭的な不安定さ。

ところが、「ノマド」は自由。

どっちも同じですね。

自由は不安定なのです。

組織に属するか、独立するかが問題ではなく、何をしたいかが問題なのですよね。

何をしたいかが決まって、それから働き方が決まりるはずです。

新しい言葉は、時の勢いで真実を覆い隠すことがあるので、注意しなければ。

2012年6月8日金曜日

翻訳の世界におけるプロと素人の境界は?

私の若いときのあこがれの女性、鳥飼久美子さんの講演を聞いてきました。

タイトルは、「翻訳者/通訳者の役割」。




ミーハーな私が写真をお願いして、仲間も参加。





ここ数年、crowdsourcingという手法が翻訳の世界に取り入れられています。

翻訳の世界でcrowdsourcingに参加する人は、素人が楽しみながら自分の腕をみがく場合が多いようです。

そこで、通訳でも翻訳でもプロと素人の境は何なのでしょうか。

語学が得意な人が皆、プロになれるわけではありません。

プロの通訳者にはフレキシビリティと即時に判断できる力、そしてプロの翻訳者には生まれながらの文章力と専門知識が必要です。

通訳者も翻訳者も、その生まれ育った環境のなかで育まれた価値観、信念も、結果に影響を与えるとのこと。

もちろん、それぞれの職業の規範を身につけていることも、大切なプロの条件です。

答えは出ていないのですが、自立という面からではなく、通訳論、翻訳論からのアプローチに非常に興味をひかれた講演でした。


2012年6月4日月曜日

母のお誕生日プレゼントに「東をどり」を見に行ってきました。

前から母を連れて行きたいと思っていたので、実行。

まさに粋という言葉がぴったりの世界でした。





今回は、一休で券を買い、お弁当と新橋芸者のお手前でのお茶付き。



 

会場で、大学の同級生で銀座で料理屋をしている友人とばったり。

銀座の料理組合から40人近くの団体で来ているとのこと。

芸者の幹部連中なら全員知っているから、紹介しようと言ってくれたのですが、母を連れているのでゆっくり話せず残念。。。

若いきれいな芸者を紹介して、と言ったのですが、若いのはよく知らないとのこと。

やっぱり、我々って年になってきたのです。

友人にとっては、店が終わってから遊ぶのも仕事のうちなのでしょう。

久しぶりに日本の伝統的な社会を垣間見た時間でした。