思いがけず、台湾の方の震災被災者への思いをうたった短歌を目にしました。
以下、3首紹介します。
「黒き虹描く震災の遺児にいつか 七色の虹蘇る日を」
「傘寿たりとよろこぶ手紙届きしか 貴女とともに海の内にか」
「この先の長き苦難の道の辺に 咲く四季の花やさしくあれかし」
日本語が堪能な台湾の高齢者の短歌です。
『Will』8月号掲載の『「台湾歌壇」から 東日本大震災に寄せて』という記事からの抜粋。
古き良き短歌を久しぶりに目にして、心あたたまる思いです。
こういう歌をよんでくれる隣人を大切にする国になってほしいですね。