先週開催された日本翻訳連盟主催の「翻訳祭」テーマが"Define your Blue Ocean Strategy"でした。
"Blue Ocean"、"Red Ocean”とは、経営戦略に関する言葉です。
前者は競合のいない青い市場、後者は競争で血みどろになる市場です。
翻訳の世界は一般的に、翻訳そのものはコモディティ化し、価格が下落し、"Red Ocean"状態の典型です。
その中で、比較的付加価値の高いサービスの一つが、医療・医薬の高度な専門分野の翻訳です。
ただし、この分野もいずれ、価格が下がり、技術の進歩とともに、IT分野の翻訳がたどった途をたどることになるのでしょう。
やるべきことは、地道にお客様の要求に合致した翻訳を提供しつつ、新技術を取り入れたオンリーワンのサービスを開発していくことです。
"Blue Ocean”探しは、永遠に続きます。