北杜市(山梨県北端)の樹齢2000年といわれる桜を見に行きました。
神々しいと言われる実相寺の神代桜です。
桜も人間と同じで、昔と比べると背が低くなり、痩せてきます。
枝は棒で支えられ、手当をされた箇所はギブスをはめているようです。
花は満開でしたが、花弁がみっしりとしていて、必死で咲いているように見えました。
人間も自分で食べられなくなったら胃に食物を流し込むための手術をすることがあります。
この桜も根の手当をしてもらって、土を変えてもらって生き延びています。
人間が管につながれて生き延びるよりはましかもしれませんが、この桜もいつまで頑張らなければならないのかと思いながらのお花見でした。