1日休暇をとって、初めて鹿児島に行ってきました。
お目当ては、薩摩半島南部にある知覧の特攻平和会館。
知覧といえば特攻隊。
ところが知覧は、武家屋敷が保存されている緑あふれる場所でした。
特攻平和会館のかなり手前から石灯籠が連なり、身が引き締まります。
特攻平和会館前の石灯籠
会館手前には三角兵舎という特攻隊員の宿舎があり、隊員はここで最後の2~3日を過ごしたそうです。
隊員の遺書が展示されている場所では、あちこちから鼻をすする音が聞こえてきました。
「特攻隊員は飛行機に縛り付けられていたのではないか」という質問がきている、という声が聞こえました。
外国人を案内しているガイドが会館の人に事実確認をしていたのです。
自ら死にゆく若者がいたことが、外国人には信じられないのでしょう。
小学生が折った千羽鶴に、特攻隊員の犠牲の上に今の日本があるということを忘れません、と書かれてありました。
若い人には是非訪れてもらいたい場所です。