2015年6月19日金曜日

ポストエディット(機械翻訳後編集)という仕事


翻訳業界に、ポストエディットという比較的新しい分野の仕事があります。

ポストエディットで大切なのは、「機械翻訳のアウトプットの品質」と「ポストエディットで要求される品質」です。

「機械翻訳のアウトプットの品質」が悪ければ、ポストエデ

ィットは仕事というよりは労苦となり、翻訳をし直した方が確実に楽です。

機械翻訳の初期の段階で、機械翻訳を取り入れようとしたことがあります。

その過程で、私もポストエディットをやってみました。

機械翻訳のアウトプットが非常に悪く、ポストエディットは単なる苦痛で、翻訳をやり直した思い出があります。

「ポスストエディットに要求される品質」については、要求品質がわからないければ、仕事になりません。

現在では、機械翻訳エンジンをトレーニングでき、そのアウトプットも大きく向上してきています。

そして、どんな文章を機械翻訳にかけると使えるのか、もわかってきています。

ポストエディットに必要なのは、スキルとスピード。

これからの翻訳業界には、ポストエディターが必要です。

翻訳とは別の仕事として、ポストエディットという仕事にチャレンジしてみませんか。

参考まで、TAUSのサイト(https://www.taus.net/think-tank/best-practices/postedit-best-practices/machine-translation-post-editing-guidelines-japanese)にポストエティットのガイドラインが掲載されていてます。