2015年6月26日金曜日

『アリとキリギリス』

『アリとキリギリス』はイソップの寓話。

この本を子供に読み聞かせたある女性の感想がとてもおもしろかったので。

彼女曰く、今苦労すればむくわれる、頑張れば後が楽になるというのは前時代的考え方で、嘘だというのです。

ウーン、前時代的で嘘。。。

遊んでいる「キリギリス」も自分のやっていることの収益化を考え、変化し続ければhappyになれる。

「アリ」にも今の労苦を楽しむという選択肢があり、要するに何事も考え方だ、というのです。

なるほど。

「アリ」と「キリギリス」がビジネスの世界に降りてきましたね。

私はこの寓話は、目の前のやるべきことに全力で集中することの大切さと、時間的制約の容赦なさを知らせているのだと思いたい。

寓話は、読んだ人がそれぞれ解釈すればよいのです。

それにしても、若い人の考え方は自由です。

こういう話を聞くと、失われた若さ、というようりは心の柔軟さをちょぴり取り戻したくなります。