2015年9月25日金曜日

長寿企業の訓え

東京商工会議所が創業以来100年以上続く企業の特徴について研究結果を発表しました。

この研究によると、超100年企業は世界で約6万社。

国別では日本が約25,000社とだんとつです。

日本に超100年企業が多いのは、家業を継続するという文化が大きいのかもしれません。



ところで、企業が100年以上存続できた理由は一言で言えば、不易流行。

Photo by: Nishanth Jols

そして、超100年企業存続の最大要因は「改善・改良」。

重視しているのは本業。

弊社も来年で創業30年になります。

亀の歩みですが、弊社のKI Philosopyの軸になっているのが「改善」。

同じくKI Philosopyで定義しているビジネスドメインが翻訳。

まずは今後10年、本業を積極的変革により発展・変化させ、会社を存続させていかなければなりません。

10年後には人口知能の進歩が目覚ましく、その果たす役割も大きくなるはずです。

そのときに翻訳ビジネスは社会でどのような位置づけになっているのでしょうか。

最先端の技術を駆使し、どこまで変革できるかを問われるのが今後10年です。

2015年9月18日金曜日

秋の盛岡

久し振りで秋の盛岡を堪能してきました。

堪能したのは田舎の景色と茸。


北上川の花一杯の土手を散歩している間、私の顔がとても優しくなったようです。


今年の岩手は茸が豊作。

花屋の主人が自分で取ってきた松茸が東京の1/10の値段で売られていました。

もちろん買いです。

松茸ごはんと、松茸のコキールを作る予定。


ほうき茸

ほうきのような形をしている茸で、早池峰山の道の駅で入手。

食べ方は、オリーブオイルやバターでいためて食べたり、辛い青唐辛子と一緒にお醤油で煮たりするようです。


旅の絞めは直利庵のわんこそば。

わんこそばはここが一番。

量をこなせなくてもよければ、わんこそばに、いくら、芽かぶ、茸、もみじおろし、なめこおろし、うに等をのせて食べるとおいしい。

秋祭の民謡をバックに、もりもり食べた旅でした。

2015年9月11日金曜日

雑誌『致知』の広告

今週、日経新聞をはじめ、各紙に月刊誌『致知』の大きな広告が掲載されました。

広告のタイトルは「「人間学」を探求して三十七年」。

「『致知』には運命を変える言葉がある」。

この広告に掲載されている言葉は18万人読者の心に残っている言葉です。

「花が咲いている 精いっぱい咲いている 私たちも 精いっぱい生きよう」(松原泰道)

「求道は一生のことである。そのためには冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐える。これをもって大事をなす」(安岡正篤)

「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時に」(森信三)

どれだけの人がこういう言葉に励まされたでしょうか。

今の時代になぜ読者が増えているのかがわかる気がします。

2015年9月4日金曜日

責任の所在

オリンピック/パラリンピックの準備では、国立競技場のデザイン、エンブレム問題と、不手際が続いています。


この問題ではっきりしたことは、不祥事が起きても責任者が責任を取らない組織がオリンピック・パラリンピック組織委員会だということ。

皆でやったので、個人が責任を取るということはない、という言葉も出ました。


エンブレム審査委員会のメンバーは変わらずとか。

プロジェクトや組織の責任者が責任を取らないと、組織のたががゆるみます。

選考プロセスも利権がからむのか不透明。

エンブレム撤回理由も意味不明。

あれだけ税金の無駄使いをしているのに、誰も責任を取らない。

エンブレム撤回のニュースに接した知人は「俺の納めた税金返せ!!!」と言っていました。

怒りは収まりません