2016年10月7日金曜日

がん哲学外来

がん患者年間100万人。

がんで亡くなる人年間37万人(1日当たりの新幹線乗客と同じ数)。

がん患者が増えていますが、順天堂病院に「がん哲学外来」があります。

2008年、樋野 興夫(ひの おきお)先生が始めたがん患者と家族のための「診察をしない外来」です。


「がん哲学外来」とは言葉の処方箋でがんの悩みを解決ではなく解消することを目指しています。

悩みを解消するとは、がんよりも没頭できるもの、打ち込めるものを探すことです。

それには、人生が自分に期待する身近な役割、使命に気づくこと。





さらに、樋野先生は患者や家族がお茶を飲みながら語り合える「メディカルカフェ」を全国に広げています。

高田塾という会で樋野先生の講演を聞き、哲学者のような病理学者がいることを知りました。

樋野先生は最近ブログを書き始めた小林麻央さんにについてコメントを求められたそうです。

麻央さんも自分の役割を果たし始めているのかもしれません。