世界情勢も気になりますが、仕事上の今年最大のニュースはGoogleニューラル機械翻訳(GNMT)の登場です。
GNMTはビジネスにどんな影響を与えるのでしょうか。
翻訳という職業は消滅しませんが、一部の会社や人がこの業界から消えていくかもしれません。
翻訳業界全体の意識改革が求められていることは確かです。
翻訳業界はGNMTでAIの洗礼を受けていますが、この先AIの進化により、どれほどの職業がAIに代替されるのでしょうか。
そんな疑問に対する明快な意見が書かれている本があります。
井上智洋著『人工知能と経済の未来』。
井上氏はAIと経済学との関係を研究するパイオニアです。
20年後はどんな社会になっているのか、楽しみでもあり、想像を超える部分もあります。
まずは、2017年が翻訳業界にとって良い年となりますよう。
来年も引き続き宜しくお願いいたします。