2017年2月24日金曜日

人を傷つける言葉

誰でも、人に言われてつらかった言葉があるはずです。

Photo by: Surodeb Banerjee







私にも子供の頃言われた言葉が心に残っています。










義理の叔母に言われた「可愛くない子だ」という言葉に私は大いに傷つきました。

今考えれば大したことではなく、私が傷ついたと叔母に言ったらびっくりされるでしょう。

でもその時は言われたことが納得できず、気性の激しい叔母をにらみつけていた記憶があります。

この時の悔しさはずーと心に残っていて、「人の言葉に心を乱されないようにしたい」という思いにつながりました。

子供にはもちろんですが、人に言ってはいけない言葉は無数にあります。

相手の状況、相手との関係、相手の性格、社会的ポジション等、条件も無数にあります。

そう考えると、言葉の選択の難しさを感じます。

同時に、人の言葉に負けないことが大事だとも思っています。

2017年2月17日金曜日

朝稽古

木瀬部屋の朝稽古を見て、ちゃんこを食べる会に参加してきました。





力士は大学相撲からの人が多く、しこ名も苗字だったりかなり自由。

やめる力士が少ないので狭い稽古場に力士がいっぱい。










木瀬部屋には今人気の宇良(うら)関がいます。

レスリングをやっていただけあって、姿勢が低く動きが早い早い。

背の高さは私と大して変らず、太腿の太さは私のウェストより太そう。。。





朝なのにビール付きで、ちゃんこも、唐揚げも、煮物も、お握りも全部おいしかったです。

力士の皆さん、本当に有難うございました。

2017年2月10日金曜日

安部龍太郎







安倍龍太郎の『徳川家康』がおもしろい。

第一巻が出版されたばかりです。







司馬遼太郎以降の歴史小説は、司馬遼さんの歴史観が反映されています。

ところが、安倍龍太郎の視点は斬新。

この時代「経済の覇者が天下を制する」という視点。

家康の天下取りの始まりは、三方ケ原における敗戦でした。

このときの「死んだ者たちに恥じぬ大将となるために新しく生まれ変わる」という決意。

家康が狸おやじになるまでには、まだまだ試錬が待っています。

第二巻以降の出版には、まだまだ時間がかかるようです。

我慢強く待つのみ。


2017年2月3日金曜日

「自動化で人間の仕事はなくなるのか」by Prof. Autor





今回ご紹介するのは、デイヴィッド・オートー(David Autor)MIT教授のTEDでのプレゼン。







プレゼンの結論は、将来人間の仕事がなくなることはない、です。

その根拠は、基本的に過去200年の間の発明はすべて、人間の労働を機械が代替するためのものだった。

ところが、米国の雇用は過去125年の間、増え続けている。

今回の事態は今まとは異なる、という意見があるが、過去の発明に対してもすべて同じ事が言われた。

その根拠となっている経済学原理は「O-Ring Principle」と人間の貪欲さ。

詳細については日本語訳がついているTEDを参照してください。


オートー教授は、井上智洋著『AIと経済の未来』に登場しています。


井上氏は、2030年には人間の仕事の9割がAIにより代替される可能性があると考えています。

その可能性はあると思っていても、オートー教授の話を聞くと、少しほっとするのは私だけでしょうか。