2017年2月3日金曜日

「自動化で人間の仕事はなくなるのか」by Prof. Autor





今回ご紹介するのは、デイヴィッド・オートー(David Autor)MIT教授のTEDでのプレゼン。







プレゼンの結論は、将来人間の仕事がなくなることはない、です。

その根拠は、基本的に過去200年の間の発明はすべて、人間の労働を機械が代替するためのものだった。

ところが、米国の雇用は過去125年の間、増え続けている。

今回の事態は今まとは異なる、という意見があるが、過去の発明に対してもすべて同じ事が言われた。

その根拠となっている経済学原理は「O-Ring Principle」と人間の貪欲さ。

詳細については日本語訳がついているTEDを参照してください。


オートー教授は、井上智洋著『AIと経済の未来』に登場しています。


井上氏は、2030年には人間の仕事の9割がAIにより代替される可能性があると考えています。

その可能性はあると思っていても、オートー教授の話を聞くと、少しほっとするのは私だけでしょうか。