今回ご紹介するのは、デイヴィッド・オートー(David Autor)MIT教授のTEDでのプレゼン。
プレゼンの結論は、将来人間の仕事がなくなることはない、です。
その根拠は、基本的に過去200年の間の発明はすべて、人間の労働を機械が代替するためのものだった。
ところが、米国の雇用は過去125年の間、増え続けている。
今回の事態は今まとは異なる、という意見があるが、過去の発明に対してもすべて同じ事が言われた。
その根拠となっている経済学原理は「O-Ring Principle」と人間の貪欲さ。
詳細については日本語訳がついているTEDを参照してください。
オートー教授は、井上智洋著『AIと経済の未来』に登場しています。
井上氏は、2030年には人間の仕事の9割がAIにより代替される可能性があると考えています。
その可能性はあると思っていても、オートー教授の話を聞くと、少しほっとするのは私だけでしょうか。