「中庸(ちゅうよう)」の中に好きな言葉がいくつかあります。
「中庸」とは、儒教の基本的経典と言われている「四書五経」の「四書」の中の1つです。
意味は「中」は偏よらず、「庸」は不易。
難しそうですが、書いてある言葉は比較的わかり易いので、好きな言葉を1つ紹介します。
「果たして、この道を能くせば、愚なりと雖(いえども)も必ず明に、柔なりと雖も必ず強し」
凡人に勇気を与えてくれる言葉です。
ところで最近、人の遺伝子は一生変らなくてもその読み取られ方は環境によって変る、ということが解明されています。
つまり、ある分野での能力が十分でない人でも環境によっては後天的にその能力がつく、ということです。
古の教えと最先端研究の共通点は、「やり続けることによる進化」でしょうか。
人生、明るくなりますね。