大学で翻訳を勉強中の学生さん数名をインターンとして受け入れ可能かという話がきました。
そこで、お引き受けできる方法を検討。
その結果、弊社における翻訳ビジネスに関するセミナー開催を決定。
第1回セミナーは、弊社翻訳フローの概要、ISO17100の基本とISO17100の翻訳者要員認証について、そして弊社使用のTMS概要についてでした。
ISO17100については、このISOについて知識のない弊社新人数名も参加しました。
私が現場の仕事をしたのはるか昔。
そのため、現場の情報を得られる機会はできるだけ参加するようにしています。
少しでも人の役に立ち、業界ためになるよう、小さな努力を積み重ねていきます。
2017年10月27日金曜日
2017年10月20日金曜日
文化心理学
海外のお客様が増えています。
そこで、文化心理学に興味が湧き、易しい本を読んでみました。
一番印象的だったのは、「価値観がものの見え方に影響を与える」ということでした。
ものの見方ではなく、ものの見え方。
たとえば、欧米人と日本人が、5人の人物が並んでいる画像を見るとします。
欧米人は画像の中心でボスらしい人物にピンポイントで焦点を当て、周囲の人についてはほぼ無関心、というよりは見えていません。
日本人は周囲の人の様子も意識に入れ、ボスの表情を判断する傾向があります。
ボスが笑っていても周囲の人が悲壮な顔をしていれば、ボスの笑顔がただの笑顔とは判断しないのが東アジア文化圏の我々。
周囲の人がどんな顔をしていても、ボスが笑っていれば笑顔をそのまま受け取るのが欧米人。
こういう思考様式の例は、プレゼンや街の情報量にも表れています。
どちらも、東アジア文化圏の方が情報量が多い。
東アジア文化圏の我々はより多くの情報を取り入れて判断したい、判断してもらいたいのです。
単純化すると、自己判断を重視する世界か、周囲を気にする世界か。
私には前者の方が楽かもしれませんが。。。
そこで、文化心理学に興味が湧き、易しい本を読んでみました。
一番印象的だったのは、「価値観がものの見え方に影響を与える」ということでした。
ものの見方ではなく、ものの見え方。
たとえば、欧米人と日本人が、5人の人物が並んでいる画像を見るとします。
欧米人は画像の中心でボスらしい人物にピンポイントで焦点を当て、周囲の人についてはほぼ無関心、というよりは見えていません。
日本人は周囲の人の様子も意識に入れ、ボスの表情を判断する傾向があります。
ボスが笑っていても周囲の人が悲壮な顔をしていれば、ボスの笑顔がただの笑顔とは判断しないのが東アジア文化圏の我々。
周囲の人がどんな顔をしていても、ボスが笑っていれば笑顔をそのまま受け取るのが欧米人。
こういう思考様式の例は、プレゼンや街の情報量にも表れています。
どちらも、東アジア文化圏の方が情報量が多い。
東アジア文化圏の我々はより多くの情報を取り入れて判断したい、判断してもらいたいのです。
単純化すると、自己判断を重視する世界か、周囲を気にする世界か。
私には前者の方が楽かもしれませんが。。。
2017年10月6日金曜日
国際翻訳デー
今年5月、国連により9月30日が「国際翻訳デー」と定められました。
国同士の理解や発展のために、専門の翻訳者が果たす役割を重視した結果です。
翻訳という仕事は、その価値に見合った評価を受けていない、と思うときがあります。
そういう意味で、今回の国連決議は喜ばしいことです。
9月30日といえば、60年以上前から国際翻訳家連盟(FIT)がこの日を「世界翻訳の日」と定めているのをご存じですか。
偶然ですが昨年、9月30日は「世界翻訳の日」だから何か有意義なことをやりたい、と知人と話していました。
翻訳という仕事の認知度を上げたいですね。
今回は国連「国際翻訳デー」なのですから、9月30日に業界で何かできないでしょうか。
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