2008年12月15日月曜日

”あなたの会社は、やっぱり、あなたに似ている”

先日銀行に行ったときに、”あなたの会社は、やっぱり、あなたに似ている”というキャッチフレーズのポスターを見てドキッとした。



私に似ている会社って、昔は頼りなかっただろうな、と思ったり、でも最近は変ったでしょ、と思ったり、色々な考えが頭をよぎった。



先週の金曜日にボーナスが支給されたが、いつもボーナスの明細書は手渡ししている。ボーナスの明細書を渡すときが、社員が私とマネジメントに対して何でも言いたいことを言える機会となっている。



もちろん私達からも普段考えていることを伝える。前回ボーナスを渡したときには評価があまり高くなくうつむきがちだった社員が、成長し自信をつけて元気になってくるのを見ると、力が湧いてくる。社員の成長が一番わかるときでもある。



朝の9時半に始めて、終わったのが午後3時半に近かった。



人の性格について、"KY"とか"暗い"という言葉がネガティブな意味で使われるが、軽く周りの空気なんか読むより、自分の信念に従って行動した方がいいし、暗いと言われたってよくものを考えている人の方がずっと頼もしい。



ただ、悲観的なものの見方は、意識して避けた方がいい。ある本に書いてあったが、「楽観的」という言葉は単に明るく物事を考えるのではなく、針の穴ほどの可能性を信じて努力していけることだそうである。



どんなことがあっても「楽観的」に考えて、元気のない社員を元気にしてこの不況を乗り切っていけば、不況が終わる頃には私に似ている(かもしれない)会社もたくましくなっていることだろう。