2009年5月19日火曜日

歌舞伎





歌舞伎座が取り壊されるということが決まっているため、「歌舞伎座さよなら公演 五月大歌舞伎」を見に行ってきました。






子供の頃から親の趣味で日本舞踊をやったり、大人になってからは三味線と長唄を少し習ったりと、歌舞伎の世界に違和感はありません。


ただ、歌舞伎座の座席の間隔が狭いのにはまいります。約5時間座っているのは苦痛です。相撲の桟敷と同じで、昔の日本人は小さかったことがよくわかります。


五月公演に出演した市川團十郎と私は同じ年に同じ大学を受験し、共通の知人がいたため、親近感があります。


同じ年なのに私はまだ試行錯誤が続いていて、團十郎は大病を経てますます役者ぶりがあがり、私は團十郎のファンになっているとは、時の流れを感じます。


ところで、私の周囲に多色刷りの人生を目指している方がいます。私もその後を追いかけて単色刷りでない人生を目指そうと思っています。


まずしっかりと仕事をして、本を読んで、友人と飲んで、ギターの弾き語りをして、ゴルフをして、ビーズを織って、映画を見て、歌舞伎を見て、と様々な色に染まった人生を理想としています。ただ、ますます時間欠乏症になって、走っている気がするときがあるのですが、これは仕方がないですね。