カニを食べる前に、まず格式のある剣神社におまいりです。ひそかに前倒しのカニ供養をしました。
さあ目指すは、越前海岸「こばせ」旅館です。
「こばせ」は旅館自体はお世辞にもきれいとはいえないのですが、カニのおいしさには定評があります。開高健がカニを食べにかよった旅館としても知られています。
雄と雌の越前ガニのボイルしたものです。美男美女というのでしょうか。。。
カニはほっくりとして、口の中に入れるとほんわり甘みが広がります。
あっという間に、胃の中に消えました。
ここら辺でおなかが一杯になってきました。
最後は、生のカニとぶりのお刺身です。
生のカニは食べましたが、旬で脂ののったぶりのお刺身は数枚食べたところで、ギブアップです(泣)。
越前海岸は、東京から新幹線で米原、米原から北陸線で武生、武生からバスで1時間くらいでやっと目的地に着きます。おいしいカニを食べるには、相当のエネルギーが必要なのです。
「こばせ」には開高丼という、セイコガニの雌の身やみそをまぜた名物丼があります。開高健発案の丼で大好きなのですが、多すぎるので断りました。
ところが、前の晩食べられなかった開高丼を朝食に出してくれたのです。開高丼を見たときに張り切ってしまい、つい写真を撮るのを忘れました。
その結果は、体重増加です。
楽あれば苦ありの言葉どおり、まずはジムにかよって食べ過ぎた分のカロリー消費が課題です。