2010年1月22日金曜日

政治家個人と政策



今、小沢幹事長の疑惑がマスコミを騒がし、国民の関心が高まっています。


政治家の知人がいて、この知人は小沢さんをとても尊敬していました。





その人は、自民党時代から小沢さんに議員人生をかけ、小沢さんについて民主党入りまでしたのに、議員人生の最後に小沢さんから離れて、その後すぐ亡くなりました。


そのためでしょうか、一方的な情報だけで判断するのは公平ではありませんが、私の小沢幹事長に対する見方は辛口です。





最近、「汚職で汚れた政治家個人と、その政策は別なものだ」という言葉を聞きました。




この言葉を聞いて、「はっ」としたのですが、個人的な政党や政治家への嫌悪感によって、社会の変化が見えにくくなっていないか、と考えこんでしまいました。


現政権の好き嫌いは別にして、冷静に世の中の変化を見つめ、評価すべき点は評価すべきなのです。


政治家がたとえ巨額の資金を着服していたとしても、それでも国のためになる政策を実行したならば、政策は政策として評価すべきなのでしょう。



この汚れた政治家が許されるということではないのですが、自分の感情で目が曇り、冷静な判断ができなくならないようにしなければなりません。


いつも人の話から「はっ」として気づくことができるように、たくさんの人と会い、感度を高める必要があるようです。