先日、出演者も聴衆も圧倒的にアラ還の人が多いコンサートに行ってきました。
コンサートは、PAMF(Players Association of Modern Folk)主宰の"古いギターに弦をはろー Modern Folk 2010"というものでした。
このコンサートの名前を聞いただけで、聴衆は昔若かった"おじさん"と"おばさん"だとわかりますよね。
私もその中の一人で、学生時代の仲間がPAMFへの加入を検討しているため、ついて行ったのです。
出演者はすべてアマチュアです。
中には、あまり元気そうではなく、別の場所で会ったらエレキを弾くおじさんには絶対に見えない人や、つい最近まで入院していた人がいたり、時は流れているのです。
フォーク全盛期に学生時代を過ごし、途中紆余曲折はあれども30年、40年と続いてきた友達同士で結成されているバンドばかりです。
出演者の中には、余裕しゃくしゃくで、その大きな態度から、いろんなことがあって大概のことには動じなくなっちゃったんだよね、という雰囲気の人もいました。
学校を卒業以来、皆どんな人生を送ってきたのでしょうか。
それにしても、アラ還の人の集まりは、イメージが灰色です。皆若いときは素敵だったのにね!
おかしかったのは、一緒に行った家族が「アラ還」の意味が最後までわからずに、昔の映画俳優「嵐寛」(知ってる?)かなと思っていて、意味不明の会話に困惑していたことです。
なごやかで、笑いに包まれたいやしの時間でした。