2010年4月5日月曜日

2軒の寿司屋





私は、最後の晩餐は何にしたい、と聞かれたら"中とろの鉄火巻き"というほど、お寿司好きです。


最近、気に入っている寿司屋があります。


この寿司屋は、とても繁盛していて、出前の注文も次々と入り、板場の4人の職人さんは昼も夜も大忙しです。



以前よく行っていた寿司屋には、あまり行かなくなりました。


というのも、以前行っていた寿司屋には、ある種の緊張感が漂っているのです。


最近行く寿司屋は、町の気楽なお寿司屋さんというイメージで、トータルでのお寿司のおいしさは前に行っていた店に軍配が上がりますが、まぐろに関しては負けていません。値段は、どちらも同じくらいです。



今気に入っている寿司屋のいいところは、皆とても忙しいにもかかわらず、店の雰囲気が暖かく、誰もぎすぎすしていないので、ゆっくり食事ができるところです。






いかもおいしいですよ。




もう一ついいところは、主人の方針なのでしょう、いちげんの客となじみの客との差別をしないところです。



普通、お寿司屋さんではなじみ客が大きな顔をして、板前さんはなじみ客にばかり注意を向けているものです。これだけはやっていて、それがまったくない店は珍しいですよ。



カウンターで食べている人にも、テーブル席で一番安いセットの大盛りを食べる学生さんにも、誰にでも同じように接していて、見ていて心がなごみます。


多分、以前よく行っていた寿司屋の主人は"おいしい寿司"を出すことだけに集中していて、最近行き始めた寿司屋は、"まぐろ"で差別化をして、客が楽しく食事ができる場所を創っているのでしょう。


どちらもそれなりの店ですが、最近、食事は暖かい雰囲気のところでのんびり食べたい、と思うようになってきました。



これは年のせいでしょうか???