ドラッカーの『現代の経営』を読み終えて
学生時代に一度読みかけて挫折したドラッカーの『現代の経営』をついに読み終えました。
しかも2回。
私はマネジメントの教育を受けたことがないため、以前からこの本を読まなければ、読まなければ、と思っていました。
今年の初めに読み始めて、半年がかりでした。
読み進んでいる途中で心に響く文章を書き出し、その数は149。
一番心に残った言葉は、企業の資源のなかで成長と発展を期待できるのは人だけである、ということと、どんなに訓練を受け、専門教育を受けたマネジメントも真摯さがなければ機能しない、ということでした。
知人の会社の企業理念の一つが「技術の前に人ありき」ですが、地に足がついた経営をしているのがうかがえます。
いずれにせよ、よい本を読んだだけでは意味がないので、次はどれだけ実行できるかです。
雨と紫陽花の季節となりましたが、体調を天候に左右されないようにしましょうね。
Photo by Yamaguchi-san