なんでも行って見てみるものです。
仲間の息子さんが参加している劇団曼珠沙華(まんじゅしゃか)に誘われて見に行ってきました。
一回目に誘われたときには用事があったのと、なんだか変な劇団だな~と思って失礼しました。
ところが、一回目に行った人から「何でも行ってみるもんだよ、とってもよかったよ」と言われたのですが、まさにその通り。
まあ、浅草のイメージで、梅沢富美男の世界です。
ところが、座長親子の演技力と踊りが半端ではない。
テレビで見る中途半端なタレントなんか足元にも及ばない。
この劇団の創始者は現座長の母親で、森英恵のところにいた元デザイナー。
しかも、この劇団は使命感をもっているのです。
ベラルーシュ、ネパール、ミャンマー、フィリピン、アルメニア、モンゴルなどの少年院、スラム街、チェルノブイルの原発の被害を受けた子供達などに公演を見せるため、世界をまわっているのです。
衝撃的色彩と泥臭さの中に、めったに見られない演技力と観客を巻き込む力で、世界のどこで公演しても大うけ間違いなしだと思います。
世の中色々な職業の人がいるのだ、と自分の世界の狭さを感じた一日でした。