2011年6月16日木曜日

必要なときに必要な本に出会う

最近よい本に出会います。






今回は斉藤明美著『高峰秀子の流儀』という本です。






表紙の写真を見ると、高峰秀子が並の人ではないことが伝わってきます。


この人間味ある著者には人を見抜く目があり、人をやさしく切って見せる力があるようです。



この本は連載記事をまとめたもので、各タイトルが「動じない」、「求めない」、「期待しない」、「振り返らない」、「迷わない」、「甘えない」、「変わらない」、「怠らない」、「媚びない」、そして「こだわらない」。



これが、この大女優を表す言葉なのです。



自分で意識していなかったのですが、この一週間考えることが多く、ジムのトレーナーに言わせると、身体が硬くなって「ロック」していました。


そういうときにこの本を読んで、動じず、求めず、期待せず、迷わず、甘えず、怠らなければ、何事も大した問題にはならないのだ、と気楽になりました。



必要な時に必要な本に出会うとうれしいです。