2014年3月26日水曜日

『命もいらず、名もいらず』

山本謙一著『命もいらず、名もいらず』は、明治維新陰の立役者山岡鉄舟についての本です。

合気道をやっていた頃に、藤平光一に興味をもち、この人の師小倉鉄樹(画家小倉遊亀の夫)を知り、この人の師山岡鉄舟に辿りつきました。

『命もいらず、名もいらず』には、私にとって人生の指針となる言葉が詰まっています。

以下がその一部で、括弧の中は私の短いコメントです。

「われの思うわれと、人の思うわれは違うもの」(誤解されていると思うときはこの言葉を)

「おのれを厳しく鍛錬することで、人格の芯が磨かれている」(こうありたい)

「人というものは骸骨にすぎぬ」(厭な人に逆らえないときにこう思えば気も晴れる)

「死ぬまでは、生きる。それも、とことん本気で懸命に生きる」(今後の人生の指針)

「世の中には、いくら知恵をめぐらせ、手を打っても、どうにもならぬことがある。辛さを辛さとして噛みしめなければならないことがある」(ときには耐えなければ)

まだまだありますが、どの言葉も時々思いだすようにしています。