先日は多言語情報発信シンポジウムが、そして今週はTAUS東京フォーラムが開催中です。
どちらもテーマは、機械翻訳。
各分野における機械翻訳の性能向上は時間の問題です。
そのために必要な大量の対訳データ(原文データと翻訳データの対)が、日本でも蓄積される動きがあります。
蓄積されたデータは、いずれ共有されます。
データの共有化が進めば、機械翻訳の性能は飛躍的に向上します。
その結果、多くのクライアントが自社で機械翻訳を使用するようになるでしょう。
そして、翻訳業界は劇的に変わるでしょう。
といっても、従来の翻訳の要求がなくなるわけではありませんが、翻訳業界に新しい時代がやってきます。
新しい時代には、翻訳会社には、高度な技術力、翻訳力、コンサル力が要求されるはずです。
そして翻訳者には、翻訳力、技術力、変化を受け入れる柔軟性が必要になるでしょう。
チャレンジする時が来ています。