2009年7月28日火曜日

偲ぶ会





親しかった人の「偲ぶ会」に、出席したことがありますか。




先日、防衛関係の翻訳の仕事を始めたときからとてもお世話になった、大学の先輩を偲ぶ会がありました。


防衛という特殊な業界で出会った人が、大学の先輩で、共通の友人がいたのはまったくの偶然でした。


まだ、業界で右も左もよくわからないときにこの先輩に出会い、身の処し方から始まり、たまに叱られながら色々なことを教えてもらいました。



この先輩が5月に亡くなりました。去年の12月から本人だけはもうだめだとわかっていたとのことです。


私が2月にこの先輩に「飲みましょう」と声をかけたときに、「いいよ、飲もう」って言ったのですよ。


先輩は、面倒見はいいのに破滅型の人で、体調が悪くともお酒をがんがん飲んでいました。


以前、長生きできないことを知っていたのでしょうか、「70まで生きればいいよ」と言っていました。それなのに、六十代初めでいなくなってしまいました。





先輩のお酒を飲むピッチの速さには、驚かされたものです。私がワインをグラスで一杯飲むか飲まないうちに、ボトル一本が空になってしまうのですから。






先輩とは仕事だけではなく、仲間と一緒に奈良に遊びに行ったり、ゴルフをしたり、と楽しい思い出があります。


昔先輩が勤めていた会社が銀座にあったので、今でも銀座に行くと、向こうから太めの先輩がヒョコヒョコ歩いて来るような気がしてなりません。



 

2009年7月22日水曜日

受賞祝賀会と町の中華屋さん

ドイツSAP AG社Partner of the Year受賞祝賀会を近所の中華料理屋さんで行いました。


この受賞はビジネス上も大きな意味がありますが、それと同時に皆の苦労がやっと実ったという点で、うれしい出来事でした。

お祝いをした場所は、いつも私や社員が行く「安くておいしい」近所の"町の中華屋さん"です。この店にかよって食べ過ぎて太ってしまった社員もいます。



受賞祝賀会というとすてきなレストランでの開催を想像するかもしれませんが、今回は誰でも後からでも気楽に集まれる場所として選びました。もちろんお財布にもやさしいです。




皆三々五々と集まって、楽しく過ごし、よく食べたようです。


というのは、当日私は別の会合に出ていて、このお祝いの会に参加できたのは夜の10:30頃でした。行ったときにテーブルの上にあったのは食べ物の残骸だけでした。




この"町の中華屋さん"は中国人夫婦がやっていて、料理人は研究熱心な主人一人です。


当日は食べ物の写真は撮れなかったので、お昼に食べる冷やし中華の写真を載せておきます。


この店の唯一の問題は、いつも満員で一人だけの料理人が目の前で作るため、料理がなかなか出てこないところです。最近では、「何でもいいからもってきて~」と注文することにしています。


店は牛込中央通り沿いにあります。場所に関係なく味と価格で優れていると売れるということを実感する店での祝賀会でした。

2009年7月15日水曜日

幼なじみの知可ちゃん

先週末は、私の「人生の師匠」のお誕生日ゴルフコンペが北海道で行われ、参加してきました。


幸いお天気ももち、素晴らしい仲間と一緒で笑い続けのゴルフでしたが、成績については。。。


仲間は先に帰りましたが、私は月曜日に休暇を取り札幌で幼なじみの知可ちゃんに会いました。


数年前の同窓会で知可ちゃんに卒業以来初めて出会い、知可ちゃんが翻訳を生業にしていることがわかりました。いつかゆっくり話したいと思っていましたが、やっと今回実現したのです。


私のリクエストで地元の海鮮の店に行き、時間を取り戻すように話しこみました。

知可ちゃんには小食だとしかられましたが、写真は私一人でペロリと食べた雲丹です。



私たちは名古屋のカトリックの女子中学・高校で出会い、知可ちゃんは中学から高校の途中まで一緒だった、おかっぱで目の大きな優等生でした。


優等生で意地悪な人もいたのですが、知可ちゃんはとてもやさしく、わからないことを教えてもらった記憶があります。知可ちゃんに言わせると「そんな恐ろしいことはしていない」そうですが。。。


私はまったくおぼえていないのですが、知可ちゃんが私の家に遊びに来たときに、当時大好きだった(今でも大好きです)プレスリーのレコードを聞かせたようです。聞いてびっくりです。


ほとんど交流のない中学・高校の同級生の消息を聞いてみると、やはり私の年代の女性は(いつの時代でもそうかもしれませんが)、男性次第のところがあります。


「え! あの人が」という人が夫で苦労していたり、誰も平穏な人生はなかなか望めないようです。


自分の人生は比較的波乱に富んでいると思っていたのですが、同級生も皆それぞれ大変な時期を乗越えてきたということを知り、なんだか意外でした。中高の友達については、私の中で時間が止まっていたのかもしれません。

幼なじみと会った時間は、まるで夢の中にいるようで子供のときに戻ったようです。知可ちゃん、また会いましょうね!


2009年7月7日火曜日

月間誌『致知』

『致知』という月間誌を長年愛読しています。


この雑誌のおかげでものの見方が変りました。そして、昔と比べて仕事上の問題が発生してもあまり動揺しなくなったようです。


『致知』は人間学を学ぶための雑誌で、私はこの雑誌から勇気をもらっています。


以前、あることに悩んでいた知人に『致知』を紹介してとても喜ばれ、『致知』を紹介したことで飲み友達が一人増えたことがあります。


8月号の『致知』を、簡単に紹介します。



毎号テーマがあるのですが、今月のテーマは「感奮興起」で、偶然私が今年の一字と決めている「憤」と同じ意味の言葉です。


表紙は、地味な雑誌にしては珍しく有名人の王元監督で、荒川元コーチと王元監督との対談は読み応えがあります。読んでいるうちに背筋が伸びてきます。




『致知』8月号には、私が昨夏訪れて感動した旭山動物園の元園長小菅氏とJR北海道副社長柿沼氏の対談も掲載されています。



「シンプルな中にこそ驚愕の技術がある」という言葉は、まさに旭山動物園の斬新なしかけを思い出します。


この世界同時不況で翻訳業界も苦難に直面しています。新しい繁栄の道を見つけるには、発想の転換と同時に、自分たちの仕事の本質で勝負することが基本であることを、小菅氏と長柿沼氏の対談を読んで再確認しました。


『致知』に興味のある方は、http://www.chichi.co.jp/にアクセスしてください。


2009年7月1日水曜日

プリザーブドフラワー




約5年間、毎週会社に花屋さんが来て受付のところに花をいけてくれていました。この花屋さんとの契約を6月で終わりにしました。


その花屋さんが最後にいけてくれた花です。




Webのトップページも今年は季節の花にしているくらい、私は花が好きです。花をやめようと考えたのは、経費の問題もありますが、コストパフォーマンス上の問題でもあります。


受付から花がなくなったら観葉植物を置こうかと考えていたのですが、社員がプリザーブドフラワーはどうだろうと提案してくれました。


プリザーブドフラワーをご存じですか。花を特殊な液につけて、数年変化しない状態にしたものです。造花と生花との中間です。


プリザーブドブラワーは、割ときつい色のバラの花が多いのですが、ネットで1本丸ごとのバラを見つけて5本買いました。1本約2,000円で安くはないのですが、3年もつと言われています。





写真は買ったプリザーブドフラワーでケースに入っていますが、ケースから出して花瓶に入れるつもりです。






花は命があるから好きなのですが。。。


自分で花を買って毎週いけるのは現実的でないので、とりあえず新しいものを試してみましょう。