『致知』という月間誌を長年愛読しています。
この雑誌のおかげでものの見方が変りました。そして、昔と比べて仕事上の問題が発生してもあまり動揺しなくなったようです。
『致知』は人間学を学ぶための雑誌で、私はこの雑誌から勇気をもらっています。
以前、あることに悩んでいた知人に『致知』を紹介してとても喜ばれ、『致知』を紹介したことで飲み友達が一人増えたことがあります。
8月号の『致知』を、簡単に紹介します。
毎号テーマがあるのですが、今月のテーマは「感奮興起」で、偶然私が今年の一字と決めている「憤」と同じ意味の言葉です。
表紙は、地味な雑誌にしては珍しく有名人の王元監督で、荒川元コーチと王元監督との対談は読み応えがあります。読んでいるうちに背筋が伸びてきます。
『致知』8月号には、私が昨夏訪れて感動した旭山動物園の元園長小菅氏とJR北海道副社長柿沼氏の対談も掲載されています。
「シンプルな中にこそ驚愕の技術がある」という言葉は、まさに旭山動物園の斬新なしかけを思い出します。
この世界同時不況で翻訳業界も苦難に直面しています。新しい繁栄の道を見つけるには、発想の転換と同時に、自分たちの仕事の本質で勝負することが基本であることを、小菅氏と長柿沼氏の対談を読んで再確認しました。
『致知』に興味のある方は、http://www.chichi.co.jp/にアクセスしてください。