2009年9月9日水曜日

もったいない!

毎年防災の日(9月1日)には、防災用品の確認を行います。特に、電池切れや食品の賞味期限切れをチェックして、食品や物品の補充を行います。


今年は多くの賞味期限切れの食品が出ました。人数がそれほど多くないKIのオフィスでも、たくさんの食品を賞味期限切れで廃棄しなければならないのです。





賞味期限切れで出されたのはビスケット、缶詰のパン、チューブのチョコレート、さんまの味付け(おいしくなさそうですが。。。)、レトルトのごはん、みそ汁等でした。写真は賞味期限切れの食品の一部です。








写真のチューブ入りのチョコレートはあまり食欲をそそりませんね。でも地震が起こって食料が手に入らなくなったら、このチョコレートを上の写真の”どこでもビスケット”につけて食べたら、元気が出そうな気がしませんか。





賞味期限切れの食料を引き取ってもらおうと思って積んでおいたら、ごはん、みそ汁などを昼食として食べた勇気ある社員がいました。当然若い社員ですが、当日もってきたお弁当は翌日食べたようです。お弁当の方がおいしいと思いますが。。。



猫を三匹飼っている女性の社員は、猫に食べさせるためにビスケットを持って帰って、猫が食べないので自分が食べてみたそうです。「普通でしたよ」とのことです。


「もったいないね」と言い合っていたら、総務から、「保存食品プレゼント」という以下のメールが出ました。


「先日賞味期限切れで回収した防災用の保存食ですが、期限切れでもいい、食べたい!!という方がいらっしゃいましたら、ご希望の品をお渡ししますのでお声掛けください。」


このメールに反応したのは格闘技をやっている体育会系の社員で、缶詰の”どこでもビスケット”を家にもって帰りたいと言っています。誰が食べるのでしょうか??


昔はくさっているかどうかは自分で判断していましたよね。 でも、一度賞味期限を表示されると、個人としてではなく責任者としての立場では廃棄せざるを得ず、ジレンマを感じています。