最近、明治の人、特に乱世を生き抜いた商人に興味があります。
その中で、あまり知られていない雨宮敬次郎についての本を読み、胸躍りました。
どんな苦難にも負けない人です。
「一度決すれば頑として動かず。その信念に従い勇猛邁進する。」という、スケールの大きな甲州商人。
相場師として浮き沈みの激しい半生を送り、後半は世のため人のためになる事業をしようと奮起しした人です。
雨敬の三大事業は、軽井沢開発、中央線開通、熱海への鉄道敷設。
時間を見つけて一度、軽井沢にある雨宮御殿を見にいきます。
「良運は悪運から生まれる。悪運こそ俺には生きがいだった」という考え方ができれば、人生絶望することありません。
困ったことが起こると、この言葉を思い出します。