2017年4月7日金曜日

「翻訳者登録制度」のメリットは?

弊社のWebページリニュウアルにともなって、再びBloggerを使ってブログを書くことになりました。ブログを書き始めてから早いもので9年近くになります。何事も10年続ければ一人前になると言われますが、10年まであと一息。心を引き締めてまいりますので、宜しくお願いいたします。


本日は「翻訳者登録制度」について。

「翻訳者登録制度」が4月1日からスタートしました。

この登録制度は、ISO17100に基づいて専門的力量を有する翻訳者を評価し登録する資格制度です。

この登録制度の説明会が、日本規格協会主催で4月17日大阪、5月13日東京で開催されます(http://www.jsa.or.jp/wp-content/uploads/rcct-setsumeikai-.pdf)。





ところで、「翻訳者登録制度」は翻訳者の皆さんにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。







まず専門的力量についてですが、ISO17100で規定されている専門的力量に関するキーワードは以下のとおりです。

コンテンツ/原文言語/訳文言語/仕様/専門的知識/調査/情報処理/ツール/文化/スタイル/専門用語。

求められているものが何か、想像できるでしょうか。

それでは翻訳者登録制度で合格し、名前が日本規格協会のWebサイトに公開されたとします。

翻訳者の方にとって、何かいいことがあるのでしょうか。

私は仕事が増える可能性があると思っています。

その理由は次のとおりです。
1. ISO認証取得翻訳会社(日本&海外)から受注
2. 日本・海外の企業/官公庁でISO17100準拠を条件としている会社/組織からの受注
3. ISO認証取得会社以外の企業からの受注、場合によってはソースクライアントから直接受注

ただし、上記はISO17100の普及状況が影響すると思います。

今からでも遅くありませんので興味のある方は、説明会に参加してみてください。

無料です。