先日銀行に行ったときに、”あなたの会社は、やっぱり、あなたに似ている”というキャッチフレーズのポスターを見てドキッとした。
私に似ている会社って、昔は頼りなかっただろうな、と思ったり、でも最近は変ったでしょ、と思ったり、色々な考えが頭をよぎった。
先週の金曜日にボーナスが支給されたが、いつもボーナスの明細書は手渡ししている。ボーナスの明細書を渡すときが、社員が私とマネジメントに対して何でも言いたいことを言える機会となっている。
もちろん私達からも普段考えていることを伝える。前回ボーナスを渡したときには評価があまり高くなくうつむきがちだった社員が、成長し自信をつけて元気になってくるのを見ると、力が湧いてくる。社員の成長が一番わかるときでもある。
朝の9時半に始めて、終わったのが午後3時半に近かった。
人の性格について、"KY"とか"暗い"という言葉がネガティブな意味で使われるが、軽く周りの空気なんか読むより、自分の信念に従って行動した方がいいし、暗いと言われたってよくものを考えている人の方がずっと頼もしい。
ただ、悲観的なものの見方は、意識して避けた方がいい。ある本に書いてあったが、「楽観的」という言葉は単に明るく物事を考えるのではなく、針の穴ほどの可能性を信じて努力していけることだそうである。
どんなことがあっても「楽観的」に考えて、元気のない社員を元気にしてこの不況を乗り切っていけば、不況が終わる頃には私に似ている(かもしれない)会社もたくましくなっていることだろう。
2008年12月15日月曜日
2008年12月12日金曜日
向島で忘年会

仕事仲間との忘年会が向島の料亭で開かれた。
一見さんお断りの場所だそうであるが、きれいな半玉さん、芸妓さん、仲居さんが6~7名来て、にぎやかな忘年会となった。
この料亭は仲間の一人が30年近く使っていて、最近お嬢さんの結婚式をあげた場所とのこと。向島の料亭で結婚式をあげるのは、100年の歴史をもつこの料亭でも初めてだという。
前にも向島に行こうと誘われたことはあったが、実現したのは今回が初めてで、向島の古い町並みとお座敷遊び独特の雰囲気....やはり、はんなりとした日本の文化はいい。
会社のWebトップページの画像を日本の四季に変更したのも、日本のよさをアピールしたかったからであるが、いつかこのブログの英語版も掲載したいと思っている。
Webの画像に関しては若い社員の提案でもあるが、こんなときだからこそ日本人であることを誇りに思える国であってほしいものである。
2008年12月5日金曜日
随踵塾
月に一度「随踵塾(ずいしょうじゅく)」というところで歴史書や戦国武将の残した名言について学んでいる。
この会の名前は、韓非子の「比肩随踵」という言葉から取ったもので、肩と肩が当たるほど、後から後から人が随いてくるという意味で、経営者に何より大切な人を魅きつける力を表している。
メンバーは20代から60代の経営者約30人。主催者が自分で作成した教材を読み、それに対して出席者全員が意見を求められる。この意見に対して、ときには厳しく、ときにはやさしくつっこみが入り、参加者の本音と主催者の考えさせられるコメントで約2時間半が終わる。
この会では、普段何を考えているかが問われるので、これが結構怖い。くだらないことしか言えない自分にがっかりすることもあるし、若いメンバーのとぼけたコメントを聞いて、大笑いすることもある。できる限り休まずに、もう丸3年かよっている。
毎回必ず心に残る言葉を教えてもらうが、今月は毛利の三本矢の一人小早川隆景が、ある時祐筆(代筆者)に指示した言葉、「急ぎの手紙である。ゆえにゆっくり書きなさい」が印象に残った。急ぎのことや大切なことほど手落ちがあってはならないので心を引き締めてゆっくり書けという意味で、なかなか言えない。
かなり前のことであるが、社員が大切な約束に遅れそうになっていたときに、「急ぎなさい」という言わずもがなの一言で、ただでさえあせっている社員をさらにあわてさせてしまった。
この言葉を聞いたときに、まずあの時の社員の顔が浮んだ。
この会の名前は、韓非子の「比肩随踵」という言葉から取ったもので、肩と肩が当たるほど、後から後から人が随いてくるという意味で、経営者に何より大切な人を魅きつける力を表している。
メンバーは20代から60代の経営者約30人。主催者が自分で作成した教材を読み、それに対して出席者全員が意見を求められる。この意見に対して、ときには厳しく、ときにはやさしくつっこみが入り、参加者の本音と主催者の考えさせられるコメントで約2時間半が終わる。
この会では、普段何を考えているかが問われるので、これが結構怖い。くだらないことしか言えない自分にがっかりすることもあるし、若いメンバーのとぼけたコメントを聞いて、大笑いすることもある。できる限り休まずに、もう丸3年かよっている。
毎回必ず心に残る言葉を教えてもらうが、今月は毛利の三本矢の一人小早川隆景が、ある時祐筆(代筆者)に指示した言葉、「急ぎの手紙である。ゆえにゆっくり書きなさい」が印象に残った。急ぎのことや大切なことほど手落ちがあってはならないので心を引き締めてゆっくり書けという意味で、なかなか言えない。
かなり前のことであるが、社員が大切な約束に遅れそうになっていたときに、「急ぎなさい」という言わずもがなの一言で、ただでさえあせっている社員をさらにあわてさせてしまった。
この言葉を聞いたときに、まずあの時の社員の顔が浮んだ。
2008年11月27日木曜日
東洋陶磁美術館
三連休に仕事の仲間と一緒に関西方面に旅行に行った。そのついでに大阪市立東洋陶磁美術館に寄ってきた。
もう10年くらい前になるが「日本骨董学院」というところの古美術、骨董講座を約3年受講したことがある。月に1度、土曜の夜に骨董について勉強をするのはつらかった思い出がある。


もう10年くらい前になるが「日本骨董学院」というところの古美術、骨董講座を約3年受講したことがある。月に1度、土曜の夜に骨董について勉強をするのはつらかった思い出がある。
この勉強が役に立ったのか、美術館で古い陶磁器を見るのが楽しみの一つとなっている。今回は、東洋陶磁美術館の「酒に酔う-東アジアの酒文化」という企画にひかれて、寄ってきた。
静かな美術館で古い酒器を見ていると、時の流れをゆったりと感じることができる。
静かな時の流れを楽しんだ後は、喧騒の町道頓堀へ。
素晴らしい酒器の傍らに、三国志曹操の短歌行「酒に対して当(まさに)に歌うべし、人生幾何(いくばく)ぞ、譬(たと)ゆるに朝露(ちょうろ)の如し...」が掲載されていた。Red Cliffの曹操のイメージとこの歌がなかなか重ならない。
静かな時の流れを楽しんだ後は、喧騒の町道頓堀へ。
道頓堀の「今井」といううどん屋で一杯。鯛のこぶじめ、ちりめん山椒としし唐のおつまみ、そして鴨鍋うどんで旅をしめくくった。
2008年11月17日月曜日
渋谷eggmanでライブ

先週の日曜日、家族が渋谷のeggmanでライブ コンサートを開いた。
家族は、学生時代に男性3人でフォーク バンドを結成していて、最後にコンサートを開いてから実に40年ぶりのライブであった。活動を再開したのは3年前で、女性2名(ボーカルと二胡)が新たにメンバーとして加わった。
聴衆は約100名で、出演者の家族、親戚、知人、そして学生時代に所属していたスキーのクラブの先輩、後輩達で、皆演奏者に優しい身内だった。知らなかったがeggmanは若者には比較的知られたライブハウスで、プロがライブを行う場所だそうである。ある人が笑ってeggmanのライブスケジュールを見たら日曜日だけ空白になっていた、と教えてくれたのがおかしかった。
「人生のスピードは年齢に正比例する」という言葉を本で読んだが、これは20代の若者は1年間を時速20kmで走る人生を送り、30代の人は時速30kmで走る人生を送るという意味である。
年齢が高くなれば、時の流れも早く感じるということと解釈しているし、私も実感している。バンドのメンバーについていえば、そろそろ高速道路に乗らなければスピード違反で捕まってしまう速度で走っている年齢になっている。
こういうバンドのメンバーが、今回のようなライブをまたできるかどうかわからないが、私にとってはとても心暖まる、思い出に残るイベントであった。
こういうバンドのメンバーが、今回のようなライブをまたできるかどうかわからないが、私にとってはとても心暖まる、思い出に残るイベントであった。
2008年11月13日木曜日
ジム
毎週1回、朝の7時から8時まで表参道のGold's Gymでトレーニングを続けている。
写真はマシンだらけのGold's Gymの内部下の写真はパーソナルトレーナーの多々納先生
下の写真は、私が必死でバーベルを上げているところ。15kg10回を3回繰り返し、これでも私にとっては結構きつい。

Gold's Gymでトレーニングをする人の中にはスポーツ選手もいて、いつも空気がピーンと張りつめ、皆真剣なのが嬉しい。時々トレーニングをしている人の「ウォー」という苦しみの声が聞こえてくることがある。その動物的な叫びを聞くといつも「よし、やるぞ!」という気分になる。ただ、心の中では筋トレをしている人の中で私が一番ひ弱かも、とひそかに思っている。
今年の夏に足の小指を骨折したときも、骨折した週だけ休み、次の週から上半身のみのトレーニングにいつも通りジムにかよった。一人ではなかなかできないことで、お陰で骨折が直るまで身体がなまらずにすみ、素晴らしい体験をした。
靴をはけないためビーチサンダルでジムに通ったが、これで東京の人がどんなに早く歩くかよくわかった。折れている小指をふまれないように気をつけて歩くと、どうしても遅くなる。そのため、サンダルの後ろを何度ふまれたことか。足が治った自分も急いでいる人の一人に戻っているが、時々皆そんなに急いで何をしようとしているのか、と考えてしまう。
2008年11月7日金曜日
一日二日に万機あり
今日の新聞にも「トヨタの営業利益7割減」と報じられているが、「100年に1度」と言われている米金融危機に端を発した世界的不況は、翻訳業界にも大きな影響を与えている。
この不況で一番大きな影響を受けているのは、ITや自動車関連の翻訳を専門にしている翻訳会社であろうか。 大きなプロジェクトが頓挫した話も聞いているし、翻訳の発注量が劇的に減った、と苦しい話を聞く機会が多い。
IT関連の翻訳が大きな位置を占めている弊社も第三クオータを乗り切るため、知恵を絞っているところである。 この危機を乗り越えるための妙薬などないが、日頃学んでいる先人の言葉に勇気付けられることが多い。
先日は「書経」の『一日二日に万機あり』という言葉を学んだ。この言葉を「1日とか2日という短い間にも変化する兆しは無数にある」と解釈し、日々油断を戒めると同時に、細かいことを見逃さないよう、また細かいことを大切にしたいものである。ついでに、万機があるのならと明るい気分にもなる。
米国も初の黒人大統領が選出され、100年に1度の金融危機が勃発し、後から振り返ると2008年は歴史的な転換の年となるかもしれない。考えようによっては、おもしろくも苦しい時代に身を置いていることになる。
この不況で一番大きな影響を受けているのは、ITや自動車関連の翻訳を専門にしている翻訳会社であろうか。 大きなプロジェクトが頓挫した話も聞いているし、翻訳の発注量が劇的に減った、と苦しい話を聞く機会が多い。
IT関連の翻訳が大きな位置を占めている弊社も第三クオータを乗り切るため、知恵を絞っているところである。 この危機を乗り越えるための妙薬などないが、日頃学んでいる先人の言葉に勇気付けられることが多い。
先日は「書経」の『一日二日に万機あり』という言葉を学んだ。この言葉を「1日とか2日という短い間にも変化する兆しは無数にある」と解釈し、日々油断を戒めると同時に、細かいことを見逃さないよう、また細かいことを大切にしたいものである。ついでに、万機があるのならと明るい気分にもなる。
米国も初の黒人大統領が選出され、100年に1度の金融危機が勃発し、後から振り返ると2008年は歴史的な転換の年となるかもしれない。考えようによっては、おもしろくも苦しい時代に身を置いていることになる。
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