2017年12月29日金曜日

2017年を振り返って

2017年を振り返ると、嬉しいことも気になることもありました。



嬉しいことは、米国オフィスの開設と優秀な社員の入社。

そして、なんといっても新KI Philosophy(会社理念)ができ、会社がテクノロジーを活用して新しい翻訳サービスを提供するという方向に動いていること。



気になることは、複数のベテラン女性社員が産休で戦力が落ちたこと。

そして、個人的には昨年より体力が落ちたこと。

先週、平均年齢75歳のハワイアンバンドのクリスマスランチブッフェ ショーに行ってきました。

先輩たちは来年もやる気満々で、私も負けてはいられません。

皆様、2018年もよろしくお願いいたします。

2017年12月22日金曜日

AWキッチン東京

新丸ビル5階にヘルシーでおいしいレストランがあります。

ランチにぴったり。

レストランの名前は「AWキッチン東京」。





3種類の水をセルフサービス。

向かって右から、ダイエット、スキンケア、アンチエイジング用。







店内はほとんど女性で満員。






30種類の野菜があるサラダバーが充実。

しかも健康促進用の各種調味料まであります。









人参、きゅうり、レタス、トマトなどのサラダ常連の野菜+揚げなす、かぼちゃ、えび、茸類、ごぼう、ナッツ等など。








サラダバー+パスタ+デザート(ビュッフェ)でお腹一杯。

健康志向を絵に描いたようなレストランでした。

2017年12月15日金曜日

日本文化と個人情報保護法







今年5月末に改正個人情報保護法が施行されました。







個人という言葉は日本には明治時代までなかった、と聞いたことがあります。

こういう日本に個人情報保護法が最初に施行されたのは2003年。

それ以来、時々この法律に泣かされてきました。

まず、事務作業が増えたこと。

そして具体例としては、社員採用に際し、以前の勤務先から情報が取れなくなったこと。

行き過ぎた権利意識等、等。

改正個人情報保護法では、あまりにも杓子定規であったこの法律も多少柔軟になったようです。

私は、この法律の日本文化に与える影響は大きいと思っています。

2017年12月8日金曜日

完敗

年末恒例の異業種交流会大イベント、紅白歌楽戦が終わりました。

紅組50人のメンバーと必死で歌や劇の練習をして過ごした11月。

それなのに、完敗。







4年間キャプテンをやって、完敗するのは初体験です。

終わって、ドーンと落ち込みました。

自分の無能ぶりにがっくり。








次に思ったのは、非日常のイベントでの完敗でよかった、と。

これが、仕事では無策過ぎて変化についていけません。

「失敗の法則」を地でいきました。

このイベントに参加する本当の意味はこういう体験ができる、しかも非日常で、ということだったのです。

2017年12月1日金曜日

協賛:医薬翻訳セミナー

アイエム翻訳サービス様の医薬翻訳セミナー協賛会社として、先日私もセミナーに参加してきました。

医薬に関しての知識は乏しいですが、私にとって目から鱗の情報満載でした。






内容はCMC(Chemistry、Manufacturing and Control)分野の翻訳に関する講義と「医療統計学」に関する講演でした。






CMC分野の翻訳は職人の世界とも呼べるほど特殊だと感じました。

ただし、特殊だからこそデータがあれば、機械翻訳に適している分野なのでしょう。

医療統計学の講義で一番興味を引いたのは臨床試験におけるバイアスや交絡について。

統計の講義は、段々難しくなり最後の方は理解度が落ちてきたのはやむを得ません。

セミナー後の2次会で皆様の別の顔を見せていただき、有意義で楽しい一日となりました。

セミナーについての詳細は以下をご参照ください。
https://www.im-ts.com/blank-1

2017年11月24日金曜日

手話

生まれて初めて、手話を習いました。

恒例の暮れのイベントで歌う歌の一部に手話を入れることになったためです。

顔の広そうな友達数人に声をかけて、先生を探してもらいました。

手話を教えてくれたのは言語聴覚士の女性。

事前に歌詞を送っておいて、習ったのは約1時間。

by Nancy Ripton



手話はとても合理的で、リアルです。

ただし、日本の中でも方言があることや外国ではやり方が違うことを初めて知りました。

世界共通だと便利でしょうが、文化が違うので無理ですね。

また、人によってもくせがあるので、手話通訳は事前の打ち合わせが必要とのこと。





今回、なじみのない聴覚障がい者の世界を知ることで、少しでも考え方が広がるきっかけになるといいと思っています。

2017年11月17日金曜日

自己原因説

先日、外部研修機関の「社会人としての意識と行動」という研修に参加した社員がいます。




その研修レポートに「自己原因説」という言葉がありました。

事が起きたときに他者のせいにするのではなく、まず自分で問題解決をする。





こういう考え方を徹底できれば人生変ります。

社内でもたまに、無意識にぶつぶつ文句を言ったり、人のせいにして自分は特別なアクションを起こさなかったり、ということが起きます。

自分に起こることの原因は自分にある、と考えられると状況が変わります。

「うまくいったときはお陰様、うまくいかなかったときは身から出た錆」です。

社会人としての心得の一つが「自己原因説」の実施であると教えた研修に拍手を送ります。


2017年11月8日水曜日

仕事は一時、趣味は一生

世の中ジャズ好きはたくさんいます。

私も嫌いではないですが、こんなに楽しそうにジャズを歌ったり、演奏したりしている人たちを見たのは初めてです。

渋谷のあるジャズバー。

たまたま、知人に声をかけられて、彼の歌を聞きにいきました。






食べ物もシンプルだけどおいしかった。

サンドイッチ、果物、チーズ+ワイン。








歌い手と演奏者は、企業の現役やリタイアした男女、そして主婦やお医者さんもいました。

年齢層は40代から80歳位まで。

初心者であったりセミプロであったり、技量もさまざま。

びっくりしたことは、次々と歌い手と演奏者が替わることでした。

共通点は、皆生き生きとして楽しそうなこと。

「仕事は一時、趣味は一生」という言葉を思い出しました。

2017年11月2日木曜日

北米出張で考えたこと

ハーバー横のレストランでの夕暮れ






何年振りでしょうか。

2泊3日の北米出張。

相変わらず、私にとって米国は大好きな国でした。






日本の良いところは、繊細な文化と人間同士の距離の近さと優しさ。

ただし、これが私にとっては縛りがきつく感じることがあります。

一方米国では、人が自分により忠実に行動している気がします。

だから米国に行くと、自分の心が広がるのを感じるのです。

これが私の米国好き理由の一つ。

この点は、若いときから変っていない自分を今回再確認しました。

2017年10月27日金曜日

翻訳ビジネスについて:勉強会

大学で翻訳を勉強中の学生さん数名をインターンとして受け入れ可能かという話がきました。

そこで、お引き受けできる方法を検討。

その結果、弊社における翻訳ビジネスに関するセミナー開催を決定。




第1回セミナーは、弊社翻訳フローの概要、ISO17100の基本とISO17100の翻訳者要員認証について、そして弊社使用のTMS概要についてでした。








ISO17100については、このISOについて知識のない弊社新人数名も参加しました。

私が現場の仕事をしたのはるか昔。

そのため、現場の情報を得られる機会はできるだけ参加するようにしています。

少しでも人の役に立ち、業界ためになるよう、小さな努力を積み重ねていきます。

2017年10月20日金曜日

文化心理学

海外のお客様が増えています。

そこで、文化心理学に興味が湧き、易しい本を読んでみました。

一番印象的だったのは、「価値観がものの見え方に影響を与える」ということでした。

ものの見方ではなく、ものの見え方。





たとえば、欧米人と日本人が、5人の人物が並んでいる画像を見るとします。

欧米人は画像の中心でボスらしい人物にピンポイントで焦点を当て、周囲の人についてはほぼ無関心、というよりは見えていません。

日本人は周囲の人の様子も意識に入れ、ボスの表情を判断する傾向があります。







ボスが笑っていても周囲の人が悲壮な顔をしていれば、ボスの笑顔がただの笑顔とは判断しないのが東アジア文化圏の我々。

周囲の人がどんな顔をしていても、ボスが笑っていれば笑顔をそのまま受け取るのが欧米人。

こういう思考様式の例は、プレゼンや街の情報量にも表れています。

どちらも、東アジア文化圏の方が情報量が多い。

東アジア文化圏の我々はより多くの情報を取り入れて判断したい、判断してもらいたいのです。

単純化すると、自己判断を重視する世界か、周囲を気にする世界か。

私には前者の方が楽かもしれませんが。。。


2017年10月6日金曜日

国際翻訳デー




今年5月、国連により9月30日が「国際翻訳デー」と定められました。

国同士の理解や発展のために、専門の翻訳者が果たす役割を重視した結果です。






翻訳という仕事は、その価値に見合った評価を受けていない、と思うときがあります。

そういう意味で、今回の国連決議は喜ばしいことです。

9月30日といえば、60年以上前から国際翻訳家連盟(FIT)がこの日を「世界翻訳の日」と定めているのをご存じですか。

偶然ですが昨年、9月30日は「世界翻訳の日」だから何か有意義なことをやりたい、と知人と話していました。

翻訳という仕事の認知度を上げたいですね。

今回は国連「国際翻訳デー」なのですから、9月30日に業界で何かできないでしょうか。

2017年9月28日木曜日

機械翻訳と翻訳者

「今後、翻訳者はいらなくなるの?」

「今後、翻訳会社は生き延びられるの?」

昨秋機械翻訳の性能が劇的に上がって以来、翻訳業界でこの2つの問いは大きな関心事です。

翻訳といっても、情報を伝えることを目的とするデータに関しては、機械翻訳の果たす役割がますます大きくなるのは疑いの余地がありません。


Photo: by Leland Francisco


翻訳者については、人手翻訳の需要がなくなることはないでしょう。

ただし、翻訳者に要求されるスキルはより高度・複雑になり、翻訳以外の分野の知識も要求されそうです。




翻訳会社も、AIを強く意識したビジネスモデルでなければ生き残れなくなるでしょう。

詳細については、以下の弊社Webサイトのブログをご参照ください。

Google翻訳があれば翻訳者は要らない?」(https://www.k-intl.co.jp/blog/7
「対談:機械翻訳の現状と未来」      (https://www.k-intl.co.jp/blog/36



2017年9月22日金曜日

近江商人の家訓


近江商人西川家に「先義後利栄」という家訓があります。

義を優先して利益を後にすれば栄える、という教えです。

この後に「好富施其徳」が続きます。

この近江商人の家系を継ぐ仲間が、この後の部分も大事だと言っていました。

富を得たらその分徳を施せ、という意味です。

富を得た結果の行為よりも、得る方法が世間に知られているのは当たり前ですね。







近江商人の屋敷は目立たず、必ず「見越しの松」が植えられています。

この松は、塀越しに通りの人からも見えます。

これは、世間の動きを知ることの大切さを示しているのです。

西川家には、「身の程を知れ」という額がかけられていて、私にはこの家訓が一番こたえました。

2017年9月15日金曜日

相撲部屋

相撲の秋場所は怪我人続出で、応援している木瀬部屋の宇良関も膝を痛めて休場しました。

部屋の力士が怪我をしたら、身心のケアは親方とおかみさんのつらい役目です。












力士が十両になると化粧回しを用意します。

この化粧回しは、スポンサーがいればスポンサーが、いなければ親方が作ることになります。

秋場所に十両に昇進した同郷の力士に対して、仲間がスポンサ-になりしゃれた化粧回しを作ってあげました。











親方の役割は部屋の経営者であり、師匠であり、親代わりです。

部屋での行動規範は番付。

色々と違いはありますが、「人を育てる」という面で部屋の経営と会社経営とは共通点があり参考になります。

2017年9月8日金曜日

小澤竹俊『苦しみの中でも幸せは見つかる』







著者の小澤先生はホスピス病棟長を経て、現在めぐみ在宅クリニック医院長、訪問看護・緩和ケアの専門家です。

先生の著書には、苦しみの中にある人に対する接し方が書かれています。








病気の人を含めて、本当に苦しんでいる人に対して出来ることは多くありません。

1. そばにいること、
2. 苦しいときに苦しいと言える関係を築くこと、

が重用だそうです。

2.を実現するためには、
 ①相手の苦しみについての意識を持ち続け、聴く、
 ②苦しんでいる人のサインをキャッチできる感性を養い、
 ③相手のメッセージをなるべく正確に言語化し、
 ④言語化したメッセージを相手に返してあげること。

こうすれば、苦しんでいる人が「自分が辛いことを理解してくれた」と思い満足するのだそうです。

「聴く」ことは「同調」することではなく、聴いている間は自分の意見を胸にしまっておくこと。

難しくて自分が実際にできるかどうかわかりません。

でも、少しでもやってみれば人の役に立てるかもしれません。

2017年9月1日金曜日

能登「さか本」

夏休みに、能登半島を巡ってきました。

さか本玄関




ハイライトは珠洲「さか本」での宿泊。

「さか本」は、トイレも洗面所も共同、冷暖房なし、TVなし、おもてなしなしで、あるのは自然とおいしい料理。




煮物
お刺身










焼きおにぎり




夕食は、時間になると説明なく、でもタイミングよく料理が出て、終わるという不思議な雰囲気。

もちろん宿の人は、聞けば気持ちよく答えてくれます。







一番困ったのは食事中、板の間(漆塗り)の薄~い座布団に座わらされたこと。









足が痛くて食事中10回は座り直し、料理を十分味わえませんでした(泣)。






日本一の宿と評価している人もいるので、好きな人は大好きだというのはわかります。

私の場合は、お料理のおいしい禅寺に短い修行に行ってきた、という感じでした。


2017年8月18日金曜日

夏の梅香@神楽坂

夏になると食べたくなるのが辛いもの。

そういうときは、神楽坂の四川料理名店「梅香(メイシャンン)」へ。

選んだメニューは、

よだれ鶏





辛~い蒸し鶏。

キャベツの唐辛子炒め
家でも、手作りラー油と、蒸し鶏のおいしい作り方を教わり、よだれ鶏作りに成功。











次は辛いけれどさっぱりしたキャベツ炒め。

ちょっと酢がきいています。








ここで、口はひりひり。

この後は茄子の甘味噌炒めと黒酢の酢豚で口のコンディションを整えました。


陳麻婆豆腐




最後が、陳麻婆豆腐とご飯。

山椒の味がきいています。










お姉さんがシェフ、妹さんがフロワー担当で、なごやかな店です。

2017年8月10日木曜日

自然治癒力

幾つになっても、とまでは言いませんが、治癒力はアップするものなのですね。




ここ数年、1回風邪を引いたら元気になるまでに早くても2週間。








ところが、久しぶりに風邪を引いて熱が出たのに、翌日には完全復活。

定期的に通っている触気功の先生のお陰です。

「自分の身体は自分で治せ、治す気のない奴は治せん」と厳しく言われています。

先生から実施命令が出ている朝晩の気功体操を続けて約1年。

自然治癒力が高まったようです。

2017年8月4日金曜日

長岡花火

長年の念願が叶い、長岡花火を見ることができました。

これも、長岡出身の仲間がすべて面倒をみてくれたお陰です。

長岡には、戊辰戦争、第二次世界大戦、中越大震災と3回の破壊から立ち上がった歴史があります。

長岡市の市章は不死鳥(フェニックス)。

そして、長岡の花火にはストーリーがあります。






平原綾香の「ジュピター」をバックに打ち上げられたフェニックス2017。









沢田知可子の「空を見上げてごらん」がバックに流れた米百俵花火・尺玉百連発。








信濃川の河川敷で、ただ空を見上げて異次元の世界にひたりました。

2017年7月28日金曜日

「蒼穹」@神楽坂

神楽坂に素敵な名前の小料理屋さん「蒼穹(そうきゅう)」が誕生。

お料理とお酒がおいしい、静かな雰囲気の店です。

先日女友達と二人で会食。

細い友人が、おいしい、おいしいとコース8品+私からのおすそ分けを完食したのにはびっくり。

飲み物は、ビール+お酒+締めはまたビール(私だけ)。

食べたお料理は、

すっぽんのおかき揚げ

真鯛昆布〆 石垣貝炙
鯛茶漬け





揚げたすっぽんは初体験。














炙った石垣貝がおいしく、もっと食べたかった。














締めの鯛茶漬け。

器が素敵で絵になります。










神楽坂の夜の楽しみが増えました。

2017年7月21日金曜日

PDCA

5年以上続いた品質管理の勉強会が終了し、数年がたちます。

勉強会終了後に入社した社員が増え、最近品質管理に対する意識が低下しているようです。

そこで、9月から品質工学の先生を招き、勉強会を再開予定。







その前に、まずはビデオでのPDCAについての復習。












社内でPDCAをまわしている人が減っていては改善はできません。








改善って、ときにはしんどいものです。

改善の習慣化と維持は、一筋縄ではいかないものです。

2017年7月14日金曜日

営業研修会

午前中の製品説明





今年も3回目の営業研修が行われました。

服装はまったく自由なので短パン姿が見られるのもこの日だけ。







午後はプレゼンの練習。

各自テーマを与えられ、準備したプレゼン資料で説明をします。

プレゼン初心者は、ビンビンと緊張感が伝わってきます。

ベテランは、商品名を忘れても動じない。

本当にものをいうのは経験ですね。

パエリアおいしかった

夜は懇親会へ。

今年は、神楽坂「イリア・クエスタ」でスペイン料理。

店選びは成功でした。





私には土曜出勤は少し身体にこたえますが、充実した一日でした。

2017年7月8日土曜日

壇流クッキング




我が家ではときどき、小説家壇一雄の『壇流クッキング』が登場します。

よく作るのは、豚ひき肉入りきんぴらごぼう、鶏手羽先前菜、獅子頭等です。





先日作ったのは、自分流簡易東坡肉(豚の角煮)です。





作り方は簡単。

ネギと生姜(私は油で軽くいためておく)、にんにく、野菜の切れっぱしと水、そこに豚三枚肉の塊(今回は400g)をどぼんと入れて、酒、砂糖、醤油で味付け、最低1時間煮る。

豚が柔らかくなったら、好みの野菜を入れて、味を調整し(私はこのときみりんを加える)、野菜が煮えたらゆで卵。

豚肉がトロトロになって、こんみりと味がついた野菜と卵がおいしいです。

料理は、集中するとストレスが飛び、家族が喜ぶという一石二鳥を狙えます。

2017年6月30日金曜日

母の生活その後

母が施設に入ってから8カ月過ぎました。

施設ではイベントが多く、快適に暮らしている様子。

それでも週末はできるだけ母のところに寄るようにしています。



母と話ながら洋服のチェックをしたり、1週間分の果物やお菓子、本/雑誌などの補給をしたり。。。




私の願いは、母が元気でいつまでもきれいでいること。

そのために、1~2カ月に1回は美容院へ。

美容院から出てきたとき、母はちょっとすまして幸せそう。

規則正しく食事をしているからでしょう、今は一人暮らしの時よりも元気です。


2017年6月23日金曜日

デーブ・エガーズ著『ザ・サークル』

今では、SNSでの「つながり」がなければ夜も日も明けない人が大勢います。

世界中の人がSNSでつながり情報をシェアすると、人は今より幸せになるのでしょうか。

そんなネット世界の究極を描いているのが『ザ・サークル』。

サークルは、GoogleとFacebookを合わせたようなITの会社です。







サークルは「あらゆる人にはすべてを知る権利があり、そのためのツールを持つべきだ」と考えています。

オープンにできないことは、邪悪なこと。









メイという主人公がサークルに入社し、次第に会社のヒロインになってゆく過程で、"透明化"していきます。

"透明化"とは、サークルが開発した技術により人のすべての行動が世界中にオープンになり、つながること。

"透明化"する人が増えると、やましい人間と思われたくなくて、"透明化"の流れが加速。

その間「安全」というキーワードで、サークルは次々と監視システムを開発してきます。

ついに世界が後戻りできなくなり、民間企業1社が全情報をコントロールする体制が完成。

サークルという独裁企業の蜘蛛の糸に人類がからめとられるのです。

エマ・ワトソンで映画化されるそうですが、読み終わった後疲労感が残りました。

2017年6月16日金曜日

ウェディング@ディズニーシー・ホテルミラコスタ

ホテルミラコスタでの結婚式は新たな体験でした。

若い仲間が10年以上ディズニーに通いつめた後、結婚式もディズニーのホテルで。

パーティー会場の席に座ると、各テーブルにドナルドダックやグーフィーがやって来て写真撮影。

一通り騒ぎがおさまると、新郎新婦入場、主賓挨拶、次にケーキカット。





その間にミッキーとミニー登場。

次にダッフィー登場。

ぬいぐるみを抱えたお譲さんが走り出て来て、うっとり。





そして乾杯、ついにシャンパンが飲めた。

ここまでの所要時間、1時間。

今まで出席した結婚式のなかで、出席者の興奮ぶりは断トツでした。

ディズニーおたくの新婦がミッキーとミニーに囲まれている姿は幸せそのもの。

一般的に年齢の高い人ほど冷静だったのは、長年の間にロマンが薄れたのでしょうかね。

2017年6月9日金曜日

自分探し

面接をしていると、たまに自分が何をしたいのかわからず探している人に出会います。






自分探しをしているのでしょう。

入社後、仕事もまだ十分おぼえきれていない時期に、ある社員が「私の将来はどうなるのでしょうか」と聞いてきました。









「目の前の仕事に打ち込み、続けているうちに見えてくるものがあります」と答えました。

その後、この社員は仕事で結果を出す前に、また別の世界に自分探しに行ってしまいました。

自分がどういう人間なのか、どうなるのかは外の人には教えられません。

自分がやるべきことを継続して行うには、「忍耐」が必要。

これができれば、自然に将来も見えてくるはずです。


2017年6月2日金曜日

「美女と野獣」

「美女と野獣」の映画が期待以上でした。

観客は圧倒的に若い女性。

隣に座っていた女性が最初からハンカチを口に当てていたので、何をしているのかと思ったら、泣く準備。

上演中、かなりの時間泣いていました。

映画を見て涙を流している間は他のことは考えられないので、気分転換に最適です。

主演のエマ・ワトソン









主人公のベルが読書好きで、意思のはっきりした女性として描かれているのが斬新でした。













ところで、ロシアではこの映画は16歳以下が見てはいけない映画に指定されているそうです。

その理由はゲイが描かれているから。

言われてみれば「そうかな?」と思う程度なのに。。。

いずれにしても、気分転換にお薦めの映画です。

2017年5月26日金曜日

中庸

「中庸(ちゅうよう)」の中に好きな言葉がいくつかあります。

「中庸」とは、儒教の基本的経典と言われている「四書五経」の「四書」の中の1つです。




意味は「中」は偏よらず、「庸」は不易。

難しそうですが、書いてある言葉は比較的わかり易いので、好きな言葉を1つ紹介します。





「果たして、この道を能くせば、愚なりと雖(いえども)も必ず明に、柔なりと雖も必ず強し」

凡人に勇気を与えてくれる言葉です。

ところで最近、人の遺伝子は一生変らなくてもその読み取られ方は環境によって変る、ということが解明されています。

つまり、ある分野での能力が十分でない人でも環境によっては後天的にその能力がつく、ということです。

古の教えと最先端研究の共通点は、「やり続けることによる進化」でしょうか。

人生、明るくなりますね。

2017年5月19日金曜日

NewsPicks

最近気にいっているニュースサイトが「NewsPicks」。




経済ニュースのキュレーションサービス(だそうです)。

嫌いな人もいるようですが、ただおもしろいから読んでいます。






名前、所属が公表されている専門家を含む幅広い人たちのコメントがおもしろい。

ただし、このコメントがむかつく、という意見もあるようです。

「むかつく」ね。。。

有料記事もあり、読みたくても高いのでしばらく我慢していました。

ところが、ワークスアプリケーションズの牧野社長の記事を読みたくて、ついに降伏。

毎月1,500円払うことになりました。

今のところ価値はあると思っています。

2017年5月12日金曜日

小布施ワイナリー

連休中信州へ。


信州は、八重桜、菜の花、プラム、リンゴ、もも等花盛り。

花の中を、小布施ワイナリーへ。 






小布施ワイナリーのドメイヌ・ソガ白。

ドメイヌとは、ぶどう栽培から、瓶詰めまで一貫して責任をもって行う生産者のこと(だそうです)。









サンシミ栽培(除草剤、殺虫剤、現代殺菌剤不使用)し、さらに無補糖、無補酸かつ天然酵母で発酵させたワインです。

人手がかかるため、ネットではワイナリーから直接買えません。

しかも、ワイナリーでは、1組(1人ではない)1種類のワインが1本までと制限あり。

飲むとフワーっと葡萄の匂いがします。

素敵なワインとの出会いでした。