2012年12月28日金曜日

2012年を振り返って

2012年は、引越し、テレワーク、香港子会社設立、ISMS認証取得と変化の年でした。



神楽坂への引越しは成功でした。



駅から徒歩1分、周囲には1,500軒の飲食店。

オフィスは明るく、楽しい環境です。

香港の子会社は大分落ち着き、2013年にはさらに存在意義を示してくれるでしょう。



KI香港有限公司の会社案内



ISO27001(ISMS)は最短の6カ月弱で認証取得。

大変でしたが、短期集中だったので気合が入りました。

進行中の重要プロジェクトもあり、来年も引き続き変化の年になります。

今年も色々な方にお世話になりましたが、来年も引き続き宜しくお願いいたします。

2012年12月21日金曜日

ISO27001認証取得!!

やりました!!

ISO27001の認証を取得しました。



ISO27001は情報セキュリティに関するISO。





6月初旬のキックオフから6カ月弱。

短期間での取得でした。

5月の引越が幸いし、書類の整理ができていました。

情報セキュリティにうるさい客様のお陰でもあります。

かなりのセキュリティ対策が実施済みでした。

それでも大変でした。

これでやっと情報セキュリティの入口に立ったことになります。

社員の皆さん、ご苦労さまでした。

とりあえず、ケーキとお茶で乾杯♪♪

2012年12月14日金曜日

趣味力と忘年会

数年ぶりにライブショーができるレストランで会社の忘年会を開催しました。




ギタリストたち






マンドリン奏者、折り紙作家、ポイ・ジャグラー、歌手。




力強いアフリカンダンス





全員社員で、多才です。

趣味は、精神的健康維持の元。

なんでもいいのですが、できれば「道」に通じるもの。

ある程度のレベルに達するまでに忍耐と努力が必要なことが条件。

夢中になる趣味をもつ社員を増やしたい、と思っています。

趣味の力を忘年会で皆に認識してもらえたでしょうか。。。

2012年12月7日金曜日

心のプレゼント

心のクリスマスプレゼントってあるんですね。

もらったのは、仲間のKさんから。


Kさんは、発明家で最近画期的な製品を作り、売れ始めています。



ところが、Kさんは手痛い裏切りにあいました。

親しかった人が粗悪な類似品を海外で作り、安い価格で売り出しているのです。

そこでKさんは訴訟を起こしたのですが、色々考え取下げました。

もちろん、訴訟を続けても、もうかるのは弁護士だけで、実効性が低いということもあるでしょう。

ここでKさんのすごいところは、心が乱れていないところ。

淡々と、あるがままに事態を一旦受け入れているのです。

「ションベンをかけられても我慢して蔵を立てろ」がKさんのお父さんの教えだそうです。

すごい教えですね。。。

この教えに従って、裏切った人を包みこみ、受け入れよう、とKさんは決めたのです。

私はKさんの考えを知って、なんだか素敵なプレゼントをもらった気分になりました。

こういう人もいるのです。

2012年12月4日火曜日

素人とプロ




今年も日本翻訳連盟主催の翻訳祭。

参加者は初の800名超え。






数年前の参加者は400名前後。

すごい発展です!

今回強く感じたのは翻訳の素人とプロの認識の差。

ある登壇者が、顧客満足と翻訳料金の関連付けについて言及しました。

これが実現されると、翻訳はビジネスとして成立しなくなります。

翻訳の最大の問題は、明確な評価基準を構築するのが困難な点です。

そのため、多くの場合お客様の好みが評価に反映されます。

こういう状態を避けなければなりません。

そのために、仕様を確立し、可能な限りすべてを数値で示します。

翻訳のプロでない人の発言が普通のお客様の認識なのです。

さらに科学的品質管理手法をプラッシュアップをする必要があると感じた翻訳祭でした。

2012年11月22日木曜日

トリプルブッキング

毎年11月の夜は大忙し。

理由は、12月初旬に開催される経営者の紅白歌合戦準備のため。

歌や劇の練習会、勉強会などでほぼ毎日夜が遅い。

当然、仕事の予定も入ります。

歯医者の予約も入る。



ついにある晩トリプルブッキング。





皆さまにご迷惑をおかけして、挽回に大汗。

でも、不思議に疲れません。

究極の壺中天だからでしょう。

2012年11月16日金曜日

カップヌードルごはん

慶愛香港取締役M君の好物の一つは「カップヌードルごはん」らしい。

カップヌードルごはんとは??

そこで、Youtubeを見てまず理解し、ダンボール箱一杯の食糧を入手。






タワーになったカップヌードルごはん






この他に、ボロネーゼなどのレトルトソースとLINEのスタンプキャラクター。

これが、香港に送ったダンボール箱の中身。

香港でカップヌードルは人気だそうです。

でも、カップヌードルごはんはまだないとのこと。

海外で食べる日本食品はおいしいのでしょう。

栄養的には好ましくはないけど、たまにはいいですかね。

2012年11月9日金曜日

食の香港

香港子会社社員の慰労を目的に香港を短期訪問。

食と喧騒の街、香港でよく歩き、よく食べた。

 


まずマーケットに行き、食前の姿を確認。


生きたカエルや鶏の写真を撮ろうとして断られた。



 
残酷だ、などと無責任な言葉を聞きたくなかったのでしょう。

昼は「利寶閣」の飲茶、人気の店で1時間待ち。

社員が順番確保のため担当のお姉さんにはりついたねばりに感動!

 


鶏の足がコラーゲンたっぷりで美味。



夜は喜記廚房、蟹で有名。



蟹の上の茶色のものが独特。




にんにく、しょうが、ねぎなどを油通しし、青いねぎのようなものを加え、蟹と一緒にいためたのかな?(蟹みそも入っているのか)。


 
太い菜の花似の野菜。




どれもおいしかったけれど、私が一番楽しかったのは、ずうずしくなった社員を見ているときでした。

2012年11月1日木曜日

アメーバー経営

先日、京セラのコンサルタント会社会長の講演を聞く機会に恵まれました。

JALの再生の指揮をとった方の一人です。



JALの再生の基は①JALフィロソフィーの構築、②部門別採算制度(アメーバー経営)導入の2点。



JALには予算制度はあっても部門別採算制度はなかった。

つまり、予算は取ってくるもの、使うもの。

官庁と同じですね。

考えてみたら、アメーバー経営を私の会社も一部取り入れています。

各チームの月次決算を出し、分析はしています。

でも、肝心の責任の所在がまだまだ不明確。

ということは、社員全員での経営になるには道遠しです。
これからやるべきことがまだまだたくさんあり、当分現役ですね。


2012年10月26日金曜日

『Translator Perspectives』 - JAT





「世界翻訳の日」を記念し発行されたJATの『Translator Perspectives』






とても興味深い企画です。

日英翻訳者のエッセイ集で、執筆者は約50人。

内容は翻訳という職業についての各翻訳者の見方。

「英語はネイティブのプロに任せてくださいよ」というエッセイには苦笑い。

自分の翻訳を日本人にボロボロにされたネイティブ翻訳者のエッセイ。

私も同じような経験をしています。

どんなに海外駐在経験が長くても、プロの英語ネイティブの書いた英語を直せる日本人は少ないはずです。

ひどい直しの場合は翻訳会社も言いますが、中には誇りを傷つけられて怒るお客様がいるのですよ。。。

困ります。

外国人の場合で、逆をする人はほとんどいないのに。。。

なぜか日本人は英語ができると誇りをもつようです。

これは、歴史的経緯によるのでしょう。

私は気持は理解します。

でも、英語をずたずたにされた翻訳者を納得させることはできません。

翻訳者の悩み、本音、翻訳という職業の課題が見える素晴らしい企画です。

2012年10月19日金曜日

広島で考えたこと


2回目の広島原爆資料館訪問

 


前回同様、原爆の悲惨さは胸を締め付けます。

でも今回は、「強い日本でいたい」という思いが湧きあがりました。

みじめで悲惨な状況に陥らないために。

尖閣諸島や竹島問題は、日本の力が落ち、腰が引けた対応の結果。

尖閣諸島も、もっと前に国が買い上げておくべきでした。

日本の経済力が強く、中国がまだ発展途上のときに。

最近、一部の外資系のお客様のところで日本の力の低下を感じます。

現象は、日本オフィスの発言力の低下。

政治の無策が大問題なので必要なのはまず選挙。

野田首相が「言行に恥ずるなかりしか」と言っていましたが、まずは自分を正すことですね。

2012年10月5日金曜日

人参りんごジュース



毎朝必ず飲むのは自家製人参りんごジュース。

おいしいです。



もう10年近く続いているでしょうか。


1人分は、人参2~3本とりんご1個。

ジューサーはパワフル。




きっかけは、石原結實先生の本。

期待する効果は、免疫力向上と野菜不足解消。

朝はこれだけで、ダイエットにも使えます。

市販の人参ジュースでも悪くないですが、作りたてが効果が高いとのこと。

問題は朝の時間と週末の相当量の買い物。

まあ、お陰で風邪を引かず元気なので、お勧めです。

2012年9月28日金曜日

医薬翻訳



医薬分野の翻訳を本格的にスタートします。



すでに医療機器の翻訳は以前から始まっていますが、体制強化のため、医学博士の先生を顧問に迎えました。

この顧問の先生は素晴らしい頭脳の持ち主。

とにかく持っている知識にファジーという言葉はない。

先生は翻訳のプロではないので、話していて興味がつきません。

「原文が何を言いたいのかという軸がぶれるといい翻訳はできない。」

「日本語が読みにくいということは、相手に情報をきちんと伝えようという努力が足りないからだ」

な-るほど。。。

まずは、時間をかけて社内外の人材のさらなる確保と教育。

次にITの翻訳で構築した品質管理システムとノウハウの本格的適用。

医薬全般の翻訳ができる真の実力がつくまでには時間がかかりますが、大きなプロジェクトのスタートです。

2012年9月21日金曜日

わんこそば大会

仲間との東北旅行で「わんこそば大会」を開催。

参加者30人、私は40パイ食べて第3位!

といっても、ハンディは30。

つまり、食べた分に30パイ足せるということ。




場所は花巻





そばの供給に切れ目があったことがせつなかった。

待ってる間にそばが胃でふくれるのです。

わんこそば経験は比較的豊富で、通常は20パイ前後。

たくさん食べるこつは、かまずに飲み込むこと。

この方法の欠点は、味がわからずむなしい。

1、2位と男性で、3位が私。

上位3人の共通点は、ゴルフコンペではいつもビリ組であること。

ゴルフの成績と大食い度の相関関係があるとも思えませんが、偶然でしょうか??

2012年9月14日金曜日

寿司屋 in 新潟

海に近いところを旅するときは、好みの寿司屋を探すのが常です。

新潟では、気にいったお寿司屋さんに出会うまでに時間がかかった。

ネットで探したり、人に聞いたり、でもいつもいまいち。。。

ところが、先日ついに気にいったお寿司屋さんに出会う。

私はお寿司には目がないのです。



あまり気取らない、ネタが豊かなところが好き。



 
おいしいお酒がおいてあることも条件。




地元の人に人気があるのも条件。

新潟の「鮨青山」がこういう条件にぴったりの寿司屋でした。

つぶ貝、いか、甘エビがおいしかった!!

旅の楽しみ。

でも、旅の後は厳しい現実が待っている。。。

2012年9月7日金曜日

なつかしの志賀高原

先週は一週間夏休みで、旅の途中で志賀高原に寄ってきました。

志賀高原は学生時代にスキーの合宿で数えられないほど滞在した場所。

丸池、一之瀬、熊の湯、奥志賀。。。

あれが無謀にもヘルメットをかぶって直滑降で降りた斜面かな???

途中で、昔よく泊ったなつかしの大六山荘(今はホテル)に寄ってみました。


 
昔はもっとボロだった。。。



合宿中につららを氷にして、お酒を内緒で飲んで騒いだ夜。

今はいない仲間がユニークな姿勢でスキーを滑る姿が目に浮かぶようでした。

素晴らしい青春を過ごさせてくれた両親と仲間に感謝!

それにしても雪景色しか知らない志賀高原の夏は、別世界でした。

2012年8月24日金曜日

KI Hong Kong取締役、一時帰国

慶愛香港有限公司取締役M君の香港ビザがおり、3カ月ぶりに一時帰国。

香港では苦労続きだったのか、スリムになり、目つきが多少鋭くなっている。

でも、話してみると中身は変わらず。

東京のオフィスに出社中は、夕食を3回も一緒に食べてしまいました。

中でも印象的だったのはお寿司屋での食べっぷり。




 
私の3~4倍は食べた。







コハダの新子も食べた!




HK現地社員の採用も決まり、あの食欲なら、大丈夫。

これから秋にかけての正念場を乗り切ってね!!

2012年8月20日月曜日

TED.com

ご存知の方も多いと思いますが、TED com (http://www.ted.com/)という英語のサイトがあります。

興味深いプレゼンがアップされているサイトです
(日本語:http://www.ted.com/translate/languages/ja)。

主催者はTED(Technology, Entertainment, Design)という米国のグループ。

講演者は有名、無名を問わず、アイディアを重視 (Ideas worth spreading)。

感動的な話があります。


例えば、Jill Bolte Tayler。

持っているのは本物の脳。



自分が脳卒中の発作におそわれ、機能が一つずつ停止していくのを冷静に観察し、発作から8年後に復帰した脳科学者。

世界に今だ存在する奴隷、コンゴの炭鉱夫、ネパールのレンガ積みの人達の写真を撮り、その惨状を報告する女性の写真家。

どのプレゼンも新しい気付きがあります。

このWebサイトが最近の昼休みの楽しみです。

2012年8月10日金曜日

『台湾歌壇』の歌 ― 東日本大震災に寄せて

東日本大震災から1年半近く経っていますが、多くの被災者の方たちのご苦労は続いています。

思いがけず、台湾の方の震災被災者への思いをうたった短歌を目にしました。

以下、3首紹介します。

「黒き虹描く震災の遺児にいつか 七色の虹蘇る日を」 

「傘寿たりとよろこぶ手紙届きしか 貴女とともに海の内にか」




 
「この先の長き苦難の道の辺に 咲く四季の花やさしくあれかし」






日本語が堪能な台湾の高齢者の短歌です。

『Will』8月号掲載の『「台湾歌壇」から 東日本大震災に寄せて』という記事からの抜粋。

古き良き短歌を久しぶりに目にして、心あたたまる思いです。

こういう歌をよんでくれる隣人を大切にする国になってほしいですね。

2012年8月6日月曜日

母の入院と手術

一週間前に87歳の母が脳の手術をしました。

手術前の徴候は結構クリティカルで、やる気のなさ、言葉のもつれ、字が書きにくい等。





順天堂を紹介され、朝一番に病院に連れて行き、その日に入院、手術。






高齢者に多い、頭をぶつけた後に頭蓋骨と脳の間に除々に血がたまる病気でした。

頭蓋骨に穴をあけ、管を入れて血を抜くだけの手術。

というっても、局部麻酔で、グリグリと頭に穴をあけられるのは嬉しくないですね。

でも、母は勇敢で、すぐ手術に同意。

今は、前よりもずっと元気になりました。

近代医学の力を間の当たりにし、感謝とともに患者側の意思を伝える重要さを感じた一週間でした。

2012年7月27日金曜日

オフィスサービスEXPO

オフィスサービスEXPOに出展しました。

ここ数年でサービスの種類が増え、今回は5つのサービスをかかげての出展です。

技術翻訳、マルチメディアコンテンツ翻訳、ソフトウェア国際化、オンライン翻訳サービス「メール君」、Webサイト構築支援「Webリンガル」。


今回は、ブースも華やかです。

途中で会社案内を何度も増刷するほど盛況でした。

来年参加する際には、さらにサービスの内容が進化していることでしょう。

関係者の皆さん、お疲れ!

2012年7月20日金曜日

パン屋での出来事

近所に関口パンという、おいしいパン屋があります。

このパン屋には、パン、サンドイッチ、スープ、ピザ等が置いてあり、いつも満員です。

週末に、このパン屋に行ったときです。



小学校低学年の女の子が自分でピザの一切れを取ろうとし、床に落としてしまいました。




両親が一緒でした。

ピザが床に落ちてつぶれたのを見た両親が、何をしたと思います?

まず女の子に、「だから言ったでしょ」と言って、店員を呼びました。

母親は、落ちたピザの後片づけを頼み、自分は新しいピザを取ってレジに行ってしまったのです。

女の子は皆の前で失敗をしたので恥ずかしく、下を向いたまま。

この女の子は、

迷惑をかけたので、床の掃除をしている店員にあやまらなければならないことを教えてもらえなかった。

失敗は誰でもするが、その後が大切である、ということを教えてもらえなかった。

何が悪かったかも教えてもらえなかった。

しかも、人に迷惑をかけることは悪いことではない、償いをする必要もないという教育を受けた。

今、大津のいじめ問題が毎日のように報道されていますが、行きつくところは家庭の教育。

小さなことの積重ねが人間を作りますが、こんな親を作った責任の一端が我々団塊の世代にもあります。

なさけない光景でした。

2012年7月6日金曜日

91歳の看板娘 in 神楽坂

神楽坂の新富寿司には91歳の看板娘がいます。





看板娘はにはそこはかとないユーモアがあり、ビールがお好きなようです。



もちろんお元気で、朝10:30から夜遅くまで働き、料理も担当しています。

学生時代の友人Fの父上が新富寿司をひいきにしていました。

そのため、Fは子供の頃からこの看板娘に大分可愛がってもらったようです。

定刻にお寿司屋さんに着くと、すでに友人二人の横に彼女が座っていました。

お寿司を食べに来たのに混んで店に入れないと、裏にまわって自作のカレーライスを食べさせてもらったとか。

また看板娘は、慶応ボーイで格好よかったFの父上とキャバレーに行ってダンスをしたとか。

楽しかったでしょうね。。。

話しの途中で、お吸い物の味見に席をはずしたりと、お忙しい様子でした。

91歳になってもお元気なのは、現役でいるからなのでしょうね。

「まだまだやるぞ!」という勇気が湧いてくる、素敵な夜でした。

2012年6月29日金曜日

人を動かす

今週一番遺憾だったこと。

理由もなく、期限を守らない社員がいたこと。




今社内で大きなプロジェクトが動いています。

皆多忙です。




それでも、大部分の社員はやるべきことを期限内にやっています。

でも、中にはいます。

理由も言わずに、指示に従わない人が。

こういう社員は、納得していないのか、状況を軽く見ているのか。。。

もう一度、プロジェクトの重要さを説明しなければなりません。

若いときにデールカーネギーの『人を動かす』という本を何度も読んだことを思い出します。

ストレスと力不足を感じた週でした。

2012年6月22日金曜日

アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)

一般社団法人日本翻訳連盟理事を代表して、今週開催された総会でAAMTの監事に就任。





AAMTとは、機械翻訳に関する研究をする団体です。






連盟の事務局に理事から監事を一人出してくれ、との要望があり、私が立候補したわけです。

機械翻訳はこれからの翻訳には必須の分野で、前からAAMTに興味をもっていました。

これを契機に会員になると、機械翻訳に関する情報も勉強の機会も増えるでしょう。

先日出席した総会は、連盟の総会よりもアカデミックな雰囲気。

当然ですね。

理事の半分は大学の教授で、半分は開発者です。

でも、懇親会では皆さんとても気さくで、話しやすい方ばかりでした。

また、新しい世界の人と知り合い、勉強できるのはラッキーです。

名刺の数がどんどん増えていきます。。。

2012年6月15日金曜日

ノマドワーカーとフリーター

まずは本の宣伝。

17年間一緒に仕事をしてきた立花岳志君が本を出版しました。

本の名前は、『ノマドワーカーという生き方』。

立花君が頑張っているようで、嬉しいです。




ところで、今「ノマド」という言葉には夢があるようです。





「フリーランス」という言葉のイメージは金銭的な不安定さ。

ところが、「ノマド」は自由。

どっちも同じですね。

自由は不安定なのです。

組織に属するか、独立するかが問題ではなく、何をしたいかが問題なのですよね。

何をしたいかが決まって、それから働き方が決まりるはずです。

新しい言葉は、時の勢いで真実を覆い隠すことがあるので、注意しなければ。

2012年6月8日金曜日

翻訳の世界におけるプロと素人の境界は?

私の若いときのあこがれの女性、鳥飼久美子さんの講演を聞いてきました。

タイトルは、「翻訳者/通訳者の役割」。




ミーハーな私が写真をお願いして、仲間も参加。





ここ数年、crowdsourcingという手法が翻訳の世界に取り入れられています。

翻訳の世界でcrowdsourcingに参加する人は、素人が楽しみながら自分の腕をみがく場合が多いようです。

そこで、通訳でも翻訳でもプロと素人の境は何なのでしょうか。

語学が得意な人が皆、プロになれるわけではありません。

プロの通訳者にはフレキシビリティと即時に判断できる力、そしてプロの翻訳者には生まれながらの文章力と専門知識が必要です。

通訳者も翻訳者も、その生まれ育った環境のなかで育まれた価値観、信念も、結果に影響を与えるとのこと。

もちろん、それぞれの職業の規範を身につけていることも、大切なプロの条件です。

答えは出ていないのですが、自立という面からではなく、通訳論、翻訳論からのアプローチに非常に興味をひかれた講演でした。


2012年6月4日月曜日

母のお誕生日プレゼントに「東をどり」を見に行ってきました。

前から母を連れて行きたいと思っていたので、実行。

まさに粋という言葉がぴったりの世界でした。





今回は、一休で券を買い、お弁当と新橋芸者のお手前でのお茶付き。



 

会場で、大学の同級生で銀座で料理屋をしている友人とばったり。

銀座の料理組合から40人近くの団体で来ているとのこと。

芸者の幹部連中なら全員知っているから、紹介しようと言ってくれたのですが、母を連れているのでゆっくり話せず残念。。。

若いきれいな芸者を紹介して、と言ったのですが、若いのはよく知らないとのこと。

やっぱり、我々って年になってきたのです。

友人にとっては、店が終わってから遊ぶのも仕事のうちなのでしょう。

久しぶりに日本の伝統的な社会を垣間見た時間でした。

2012年5月24日木曜日

男、旭天鵬

大相撲には興味がなく、場所中も大相撲の中継を見ることはほとんどありません。

ところが、今回は旭天鵬のまさか、まさかの優勝をテレビで知り、感無量。

場所中はテレビに相撲のニュースが出ると、注目するのは一人。

旭天鵬のみ。

また負けた。。。




というのも、旭天鵬とは数年前、大島部屋でちゃんこを囲んだ仲。




一緒に食事をすると親しみがわきます。

それだけでなく、旭天鵬はやたらといい人でした。

場所中なのに、気さくに一緒に食事をしてくれたのですよ。

それ以来、相撲には興味がないものの、旭天鵬だけは応援しています。

17歳から37歳まで、相撲一筋に努力した結果、天がご褒美をくれたようです。

2012年5月18日金曜日

食べログの評価

新しい店に行くときに、食べログでの評価を一応参考にします。

先日グルメな人たちと神楽坂の名店、割烹「小室」に行く機会がありました。

前から知っている店ですが、最近の食べログでの評価を見てびっくり!!

数人の評価が異常に低く、中には1の評価をつけている人がいました。





「小室」の料理は絶対五つ星です。





主人の小室さんは料理に命をかけているので、何かあったのかもしれません。

食べログでの「小室」の評価に感情的なものを感じます。

高い店なのでめったに行けないのですが、値段だけのことはあります。

当然店は満席です。

幸い、「小室」は食べログの評価でつぶされるような店ではありません。

でも、理不尽につぶされる店もあるでしょうね。

ネットの怖さです(~_~;)